子どもの血液型「不明」…自費で血液型検査を受けてみました。

血液型検査 田舎の子育て
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血液型不明……なんだか気になります。

先日、末っ子くんの血液型検査をしてもらいました。

お姉ちゃんたちが生まれた病院では、なんだかの検査のついでに血液型も調べてくれて、
退院する頃には血液型が分かっていたのですが。

末っ子くんが生まれた別の病院では、『赤ちゃんの頃に調べた血液型は
正しい結果が出なかったりして混乱させることがあるので調べません』という方針で。

そのまま退院したので、血液型は不明のまま
現在の小1まで育ったのです。

実際に病気やケガが起こり輸血が必要な時には、必ず血液型検査をしてから輸血されます。
なので、血液型を知らなくて困ることはないとのこと
(逆に聞いていた血液型と違うなどのトラブルで困ることがあるとか)。

最近はこのような考えで血液型不明のまま退院というパターンも
多くなってきているそうです。

小学生になるまで、これまでに例えば園で提出を求められる書類など、
何度か血液型を書く欄がありました。

でも「不明」と書いて提出しても特に問題はなかったので、
確かに調べないままでもよかったのですが。

不明のままって……やっぱり気になります。

血液型検査をネットで調べてみると?

検査をお願いしてみようかな?と思い、
どんな感じだろうとネットで「血液型検査」と検索すると、
小児科の先生の見解がたくさん出てきました。

検索上位にあがってくるページは、どれを読んでも
「検査は可能だけど無理に受けさせなくてもいい」といった内容。

なかには、「痛い思いをさせてまでかわいそう」というものも……。

「かわいそう」って言葉、母親にはかなりダメージのある言葉じゃないですか?

なんだかとても、悪いことをさせようとしているのではと、心がひるみました。

「痛い思い」?

でも、ふと我に返る(個人的な見解、ですよ)。

『痛い思いをさせてって……よくよく考えたら0.1秒ぐらいチクッとするだけじゃない??』

『それを“痛い思い”というのなら、我が子の場合、
毎日のように派手に転んだりどこかぶつけたり、よっぽど痛い思いをしてるんじゃ?』

そんなそんな、大げさな!
私も息子も、そんなナイーブにできてないじゃん!

と思い直しました。
危ないなって思うぐらい、ネットの情報って気持ちが引っ張られますね。

そこで、末っ子くんにも説明して。
本人が嫌がったらやめようかとも思ったけど、本人も

「僕だけ血液型を知らないのは嫌だ。気になるからやりたい!」
と言ったので検査をお願いすることにしたのです。

実際はどんな感じ?

血液型検査は、かかりつけの小児科の先生に尋ねたら普通に
「できますよ~いいですよ~(ニコニコ)」といった感じで
あっさり受けられました。

事前に注意点として言われたことは、

結果はその場ですぐにはでないので数日間待って
病気じゃないので検査費は全額自己負担ですがそれでもよければ

の2点でした。

全額自己負担をすごく申し訳なさそうに伝えられたので、『7~8000円ぐらいかな?』と
覚悟しましたが、実際は、(我が家の場合ですが)検査は2000円でした。

もし注射が嫌いな子だったり、まだ小さい子でよく分かってなかったりして
泣いて暴れるのを抑えてまで受けさせるとかだったら、
もうちょっと大きくなって分かるようになってから考えてもいいのかなぁとも思うけど、

我が家の場合では注射は平気なタイプだし
(ほんと普段のほうがじゅうぶん痛い目にあっている)、

先生とも終始なごやかな感じで、
「僕の血液型なんだろ~楽しみ~。Aかなー?Bかなー?Cかなー?」

などとペラペラしゃべり、先生を笑わせたりしながら採血は終わりました。

我が家は「やってよかった!」と思いました。

ネットで「血液型検査」を調べた人は、きっと、上位に出てくる記事を見たら
『やっぱり、やらなくてもいいかな……』っていう気持ちになると思う。

本当にそんな否定的に読み取れる記事ばかりで、
私も『受けさせようとしていること自体、私ダメな母なの??』
ぐらいの気持ちになっちゃった。

でも、私はやってよかったと思いました。

だから、「やってよかったって意見もあるよ!」って言いたくて、
この記事を書いておこうと思いました。

やってよかったと思ったのは、息子の血液型が“予想外”だったから。

組み合わせからして、旦那の血液型か、私の血液型か、
の2択しかないのは分かっていたんだけど、

お姉ちゃんたちは旦那と同じ血液型だったし、末っ子くんも何となく、
きっとそっちの血液型だろうなって……性格かな?
根拠もなく信じていたのです。

それが、意外にも私と同じほうの血液型だった!
血液型占いの“性格”なんて、当てにならないものですね。

きっと検査をしないままだったら、輸血するような大変な事態が起こるまで、
ずーっと違う血液型だと思い込んでいたと思う。

そんな大変な事態のときに『えー!?意外だったわ!!』なんて笑ってられない。

今回結果を聞きながら、先生に「意外な結果でした。」って言ったら、
先生も笑ってました。

不明って「不明」なんだけど、人間、都合のいいように“予測”しちゃうものなんだね。

ちゃんとした血液型を知って、頭がちゃんとそう認識して、私はすごくスッキリしたし、
本人も家族もその話題で盛り上がり、やっぱり知ってよかったと思いましたよ。

(本人はしばらく「父ちゃんと一緒がよかった。ママと一緒で何かガッカリ~。」
とかブツブツ言ってましたけど(笑))。

以上、血液型検査を実際に(息子が)やってみたよ!の報告でした。

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