話を聞いてほしいときにどう工夫する?大人の私も見習いたいと思った娘のアイデア

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伝えたいのに聞いてくれない!そんな場面、ありますよね。

人に「話を聞いてほしい!伝えたい!」と思うとき、
『何としても分かってもらいたい!』という気持ちが先走るばかりで、
なかなか相手には伝わらない……こんなことってよくある場面だと思います。

私もよくあります。
先日、娘達もそんな壁にぶつかっていました。

エコキャップ実行委員の“苦悩”

娘達は、小学校でエコキャップ実行委員という役割を務めているようです。
エコキャップ実行委員とは、エコキャップ運動を全校に呼びかけ、
推進する委員ということでした。

娘達を含めエコキャップ実行委員さんが困っていたのは、
エコキャップを洗って出してほしいと何度も呼びかけているのに、
汚れたまま出されるキャップがなかなか減らない

という問題です。

汚れているエコキャップは回収の対象とならず(※あくまで娘談。)、
せっかく出してもらったのに無駄になってしまうこと、

またそのロスをなるべく減らそうと汚れているキャップは実行委員さんを中心に
ブラシで洗っているが、その手間が大変だということで困っているようでした。

「放送で呼び掛けてもみんな聞いてないんだよね。張り紙もしてみたけどみんな見てない。」

そんなもんです(大人の世界も……私も、身に覚えアリ^^;)と思ったけれど、
娘達にとっては困った出来事
(みんな聞いてなくて見ていないことに、まず気付けたことが素晴らしい!)。

「何かいい方法はないかなぁ?」というので、私も一緒に考えました。

「自分で考えて」ってどこまで言うか迷いますね

こういう場面って、私は「自分で考えて」と言って突き放した方がいいのかすごく迷います。

でも、自分で考えることを放棄して私に丸投げで答えを求めてくるようだったら
「自分で考えなよ」って言う
と思いますが、

今回は自分でも考えている上で煮詰まっての相談かなと思ったので、
私もアイデアを出してみました(勿論「こうしなさい」という言い方をする気はないです)。

「コンビニのトイレ風はどうかな。
いつもきれいに洗ってくれてありがとうございます、みたいな張り紙をするとか。」

このアイデア、私はいいと思ったんですけど、
娘達には「うーん……。」とイマイチだったようで(笑)。

「まあ……もうちょっと考えてみるよ。」と、そのときの相談は終わってしまいました。

後日、娘達が出したアイデアとは?

後日、「そういえばエコキャップの話、どうなったー?」と聞いてみると。
私には全く思い付きもしなかった解決策が返ってきました。

その案とは。
「ああ、あれね。クイズを貼ることにしたの。」

クイズ???

私の頭はハテナでいっぱい。
「クイズって、なんでクイズ?」と尋ねると、理由を教えてくれました。

「どうして聞いてくれないし見てくれないのかを考えてみたんだけどさ。
そもそも、みんなエコキャップに興味がないからだと思ったんだよね。

だから、まずはエコキャップに興味を持ってもらうのがいいんじゃないかと思って
それで回収箱にクイズを貼ることにしたんだよ。

放送で答えを言いながら1ケ月毎とか、クイズの内容を変えていって。
で、3回目ぐらいに『汚れているエコキャップはどうなるでしょう?』
みたいな問題を入れてもいいし。」

なるほど!これは良い事を思いついたなと感心してしまいました。
伝えたいことを伝えるために、まずは相手に興味を持ってもらうこと

言いたい言いたい、の「一方通行」ではなくて、まずは相手にこっちを向いてもらう。

この順序、大人同士のコミュニケーションにも通じる考え方じゃないかなって。
実行委員さんのアイデアに、私の方がハッと気付かされました。

机じゃない場所で学ぶことの大切さ

で、そのアイデアを早速実践に移す娘達。
(我が子に限らず)子どもって、「とりあえずやってみる!」の天才ですよね。

ほんと見習いたい姿勢です。

実践していくなかでも、
「1年生でも分かるように、全部の字にふりがな付けといたんだよ!」とか、

「でも何枚も何枚も同じ張り紙を作るのは超面倒くさいと思って、
先生に『これ、コピーしてもらえませんか?』って聞いてみたら、
あっさり『いいよ』って言ってくれたんだよ!聞いてみるもんだね!」とか、

相手の立場になって考えてみたり、
自分がラクする方法(これ大事じゃないですかw)を考えてみたり

おもしろそうに出来事を教えてくれる娘達の話を聞きながら、私はいいぞいいぞと思いました。

毎日の授業ももちろん大切だけど、今回の「困り事」のようなきっかけから学べることって、
私は机上の勉強のウン倍も大きいと思っています。

だから、実行委員という役割をさせてもらったからこそ、すごくいい経験を
させてもらったなぁと思い、今回の出来事はとてもうれしかったです。

我が家には教育方針というほど堅苦しものはないですが、子どもたちには全身で感じて
自分から行動を起こせる子に育ってほしいなぁ。という思いがあります。
まぁ、だからといって“決まった何かを教え込む”というものはないですけどね^^;

“伝えるために、まずは相手に興味を持ってもらうこと。”

コミュニケーションの極意とも思えるを子どもから学んだ話でした。

 

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