静岡市清水区の正午に鳴るチャイムは何の歌?

知識・お役立ち

清水から伊豆へ引っ越す前に、ぜひ伝えてたいことが(笑)。
皆さん、特に静岡市清水区にお住まいの皆さん。

正午になると無線から聞こえてくるあのメロディ、ありますよね。
少し悲しげで、でも明るく終わる感じで、穏やかなテンポで。

あの曲って、何という歌だかご存じですか?

静岡市清水区の正午に鳴る歌は「椰子の実」といいます

見出し通りですけど、
静岡市清水区の正午に鳴る歌は「椰子の実」という歌です。

この歌にはちゃんとメロディがあって、
これが、なかなかいい歌詞なんですよ。

三保の松原や大きなコンテナ船が泊まる埠頭など、
海が印象的な清水のイメージにもぴったりだなって思います。

歌詞は後ほどご紹介しますね。

車で鳴らしてたCDに、子どもが「あれ?」と最初に気付いた

どうして我が家でこの「椰子の実」の話になったかというと。

もう一昨年になりますけど、
夫と私ですっかりファンになってしまった
篠笛奏者の佐藤和哉さんという方がいます。

篠笛奏者:佐藤和哉さんのオフィシャルサイト

篠笛奏者さんなんですけど、もう、曲がすごくかっこいいんです!
篠笛ってこんなかっこいいの!?なんてイメージが変わって、
佐藤和哉さんの篠笛の世界にすっかり魅了されてしまいました。

オフィシャルサイトからYoutube見てみてください、ぜひ。)

話が逸れましたが、そんなわけで
車で佐藤和哉さんのCDをずっと鳴らしてた時期があったんですね。

で、聴いてる中で子どもが「あれ?この曲知ってる!」と。

最初は気が付かなくて、
『なんで知ってる気がするんだろう?』なんて車で
みんなで話していたんですけど、やがて

「あー!12時に聞こえてくる曲だ!!」

と、思い出すことができました。

それでタイトルを見てみたら「椰子の実」という曲だと分かり。
さらに調べてみたら、ちゃんと歌詞もあることが分かったのです。

「椰子の実」はこんな歌ですよ

Wikipediaの情報によりますと、椰子の実は、

島崎藤村が明治時代に執筆した詩
のち、昭和時代に曲が付けられた。
1901年(明治34年)8月に刊行された詩集「落梅集」に収録されている。

ということです。なんと!島崎藤村が執筆した詩だったとは。
素敵な歌詞のはずですね。

同じくWikipediaより。その素敵な歌詞はこちらです。

「椰子の実」 

名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ
故郷(ふるさと)の岸を離れて 汝(なれ)はそも波に幾月

旧(もと)の木は生(お)いや茂れる 枝はなお影をやなせる
我もまた渚を枕 孤身(ひとりみ)の 浮寝の旅ぞ

実をとりて胸にあつれば 新たなり流離の憂
海の日の沈むを見れば 激(たぎ)り落つ異郷の涙

思いやる八重の汐々 いずれの日にか故国(くに)に帰らん

ちょっと難しい言葉遣いですけど、
ゆっくり読んでみれば意味を訳せるかと。

清水区の皆さんは12時のあのメロディに乗せて読んでみてくださいね♪

清水区に住んで5年目で知った歌詞にちょっと感動

私は清水区に引っ越してきて5年目でこの歌詞を知りました。

私の出身地である小浜市は日本海側にあり、
清水の海とは違う雰囲気ですが、

リアス式海岸の入り組んだ地形が印象的な若狭湾
眺めることができます。

海は私にとっても小さい頃から馴染み深い景色なのです。

大学に進学して一人暮らしを始めてから18年。

その後、結婚して転勤族となり、
本当に各地を転々としながら清水に辿り着いた自分自身が、

なんだか幾月も波に浮かんで流れ着いた椰子の実に重なる想いがあり、
私はこの歌詞にひどく感動してしまいました。
(「いずれの日にか故郷へ帰らん」とは思ってないけど。)

知らないまま清水を引っ越すことにならなくてよかったです(笑)。

読んでくださった清水区の方にとって、明日からの12時の歌が、
これまでより味わい深いものに聞こえたらうれしいなと思います。

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