~続・ヒノキの家に住みたい~家が形になってきました!

暮らし・料理

昨年夏の記事はこちら↓

山の畑で育てたヒノキで家を建てたい!

12月に無事上棟式を行うことができ、家がだんだんと形になってきました。

夏の記事でも書いたように、山の畑から材を出すより、
本当は量産された材を買った方が安いんですね。

そこをあえて、というのは、

そこはお金じゃないという旦那と私の“価値観”であり、
その想いを汲んで、最大限活きるように木を切り出してくださる
職人さん皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

規格がある程度決まっている大手住宅メーカーさんだったら、
こんな形にはならなかったと思います。ありがとうございます。

記録を兼ねて、これまでの経緯を振り返りたいと思います。

想いが動き出すまでには課題がたくさん

『山の畑のヒノキを切り出して、家の材に使いたい。』

最初に旦那がそう言ったとき、実現するためには
いくつもの解決しなければならないハードルがありました。

  • ヒノキをどう切るのか
  • 切ったヒノキを畑から下せるのか
  • それを頼める業者さんはいるのか
  • そもそも畑のヒノキは材にできる品質なのか
  • それは見分けられるものなのか
  • 切ったヒノキはどうやって運ぶのか
  • 切ったヒノキはどう製材するのか
  • 製材したヒノキを使って家を建ててくれる業者さんはいるのか
  • 一連の作業はいくらお金がかかるのか

ざっと思い出すだけでも、こんなことで頭の中はグルグルでした。

そんな中でたどり着いたのが、ログハウスを手掛ける

天城カントリー工房 さんでした。

山の畑にヒノキがありまして、というところから経緯を説明すると、
「いいですよ、できますよ。」と請けてくださいました。

木を切り出してくれた業者さんも

天城カントリー工房さんのできますよ、がなんと心強かったことか。
天城カントリー工房さんは

  • 木を切り出してトラックで運べるところまで下ろしてくれれば、
    続きは私達の工房でできますよ!

と言ってくださったので、あとは

  • 木を切り出して下ろしてくれる木材屋さん

を探せばつながる、というところまで話は進みました。

で、隣の本家のお兄さんに経緯を相談したところ、
それなら知り合いに素晴らしい業者さんがいる、とのことで
木材屋さんを紹介してくださいました。

そこでまた、山の木の想いを伝えて……

と、つながった木材業者さん。
天城カントリー工房さんもそうですが、本当に優しい方でした。

「普通に材木を買って建てた方が安く済みますよ、本当にいいんですか?」

と皆さんしきりに心配してくださいます。

本当なら、そんなの黙ってて、バカだねこいつらって
お金取ったって、いいわけじゃないですか。

黙ってた方が儲かるのに、なんか、すごく親身に相談に乗ってくださって。
そういうことなら、と請けてくださいました。

で、また、その作業が見惚れちゃうぐらいカッコイイっていう。
プロの人の仕事ってすごいなと、心から思いました。

山のヒノキが、価値を持って“残った”奇跡

山のヒノキは、こんなに立派に形を変えて材として残りました。

 

これから何十年と私達を包み、そして支えてくれます。

でも、これって奇跡だなって思う気持ちもあるんです。

だって、旦那がまず、
「山の畑なんてどうするんだよ、厄介なものを遺してくれたな」って
思考の持ち主だったら、その時点でヒノキはただ朽ちるだけだった。

旦那が「山の畑のヒノキで家を建てたい」って言ったときに、
私やお義母さんが
「何言ってんの、買った方が安いんだからお金もったいない!」
なんて却下してたら、やっぱりつながらずヒノキは朽ちた。

そんなふうに、

天城カントリー工房さんが「やりましょう!」って
言ってくれなかったら無理だったし、

木材さんが「やりましょう!」って
言ってくれなかったら無理だったし、

基礎をやってくれた建設屋さんや、
旧い家をきれいに畳んでくれた解体屋さんや、

たくさんの人の「そういうことならやりましょう」の連鎖
(というのも、どの業者さんも優しくて
 予算があるなかで最大限のいい形を模索してくださったので)

ヒノキが活きたんだなって。

継ぎ手がなく荒れていく山や畑が多くある中で、
ヒノキを“大きな価値のあるもの”にできた奇跡と、
そう導いた旦那の最初の「やる」って決めた決断が、

本当によかったなと思います。

最後は長々と今の気持ちを書いてしまいました。

この新しい家が基点となって、また新しい価値を
どんどん生み出せるような暮らしができたらいいなと思います。

完成が楽しみです!

タイトルとURLをコピーしました