「やれることをやる」は逃げなのか?大谷翔平選手の言葉に思う

私の人生観
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メジャーリーグで活躍する大谷選手が、
このあいだインタビューを受けているのをテレビで見たのですが、
質問内容は忘れてしまいましたが、こんなことを言っていました。

今はただ、目の前にあることを1つ1つやるだけです。」

そうしたら、今年の24時間テレビのランナーに選ばれたみやぞんさんが、
ランナーが発表されたときのインタビューでこんなことを言ってました。

とにかく、やれることをやっていくだけです。」

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どんなすごい人も、目の前にある“やれること”を1つ1つやっている

そういえば、オリンピックに出るような選手とか、偉業を成し遂げた人とか、
すごい人ってインタビューでみんな、同じことを言いませんか?

「とにかく、1つ1つのことを集中してやるだけです。」
目の前にあることを全力でやるだけです。」

みたいな。何か、ここに大事なポイントがあるように思います。

「やれることをやる」は、逃げなのか?

私も油断するとすぐ、そう思ってしまうのですが
『私、何もやれてない。』という思考になる人って、

やれることをやる ⇒ やれることしかやってない ⇒ 攻めてない ⇒ 私、逃げてる

っていう思考じゃないですか?

で、私もそうなんですけど、このときに『ダメ。私。もっとやらなきゃ!』って
思っている、自分の中にイメージしている「勇気を出せばやれそうなこと」って、

よーーーーーく冷静に考えてみると、「逆立ちしてもやれないこと」だったりしませんか?

例えば、私の場合、その思い違いが起きたのは
『病児保育を利用してでも私が働きに出ること』でした。

これは病児保育の利用を批判的に思っているわけではないですよ!
私の場合は、という例え話として出しただけです。

勇気だけで解決しない「やれないこと」がある

そのときは、私の中で『病児保育を利用して働く』っていうのは本気度と勇気の問題で、
そう踏み切れない自分は逃げてる、みたいに思っていたんです。

でも、冷静に考えてみても、我が家のもろもろの事情(省略しますが)で
やっぱり無理……無理というか、そこを越えるまでにあるハードルの数と、
それを壊すエネルギーと、引き換えに発生する犠牲と。

そもそも私は本心でそうしたいと思っているのか?
働くならそうあるべきっていう「べき像」からくる考えじゃないの?とか、

とにかく他にも方法はあるんじゃないかと思えて、考えれば考えるほど、
「我が家のベスト」は“それ”じゃないという結論になりました。

で、やれることをやろうと在宅でweb記事を書いて収入を得始め、
なんやかんやとやれることをコツコツ続けた結果、
「在宅ワーク・ときどき講師」という今のスタイルになったのです。

収入は少ないけれど、気持ちの面では今の結論の方がよっぽどベストでした。

「やれることをやる」をもっと前向きに捉えるために

「やれることをやる」というのを
「何か落ちてくる仕事をただ捌くだけ」みたいなイメージでいると、

「えー、そんなテトリスみたいな人生なんて嫌だ。」
「ああ、もう落ちてくる仕事を捌いてるだけですでに積み上がりそうですけど。」

と思ってしまいます。
なので、そこで必要になってくるのが「ミッション」だと思うのです。

ミッション=“自分の在り方”“私はどうしていたいか”

という軸が自分の中にあれば、「やれること・やれないこと」という視点の他に
「私がやりたいこと・やりたくないこと」という視点が入ってきます。

その視点があると、落ちてくるブロック(仕事)の必要性を見定めながら、
ブロックを捌けるようになります。

『あっ、このブロックは私に必要なもの。あっ、これは要らないやつ。』みたいな。

人生は、テトリスのように色んな物事が落ちてきます。
人生色々だから、落ちてきちゃうから仕方なく捌くようなブロックもあるけれど、

もし、テトリスをやりながらも必要なブロックを上手に使って
“自分の城”を建てちゃうような、そんな人生だったとしたら?

それはきっと、すごく楽しいことではないでしょうか。

まとめ:大谷選手だって、目の前のやれることを1つ1つやっている

何かを成し遂げてる“どんなにすごい人”だって、1つの身体を持つ同じ人間
みんなそれぞれ、目の前の「やれること」を1つ1つやっている。

でも、そんな“すごい人”は、きっと自分の「ミッション」がしっかり定まっていて。
自分に必要なブロックを見定めるのが上手なのではないかと、私は思っています。

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