下の子が生まれてママが育休期間になると、〇歳までの(自治体によって違う、3歳未満が多い模様)上の子は保育園を退園しなければならない、という決まり。
「育休退園」といわれています。
所沢市が今年度から導入し訴訟問題に発展したことで議論になりました。
静岡市はこれまで育休退園制度を導入していましたが、来年度から廃止するということです。
育休退園制度を導入している自治体はもともと少数だったようですが、背景には待機児童の問題もあると考えられます。
育休退園に反対の方は、下の子を保育園に入れる時に上の子も同時に、また入れるところを探さなければならないのが大変。と考え、
育休退園に賛成の方は、待機している子がいる以上、家庭で保育できるのならそうして譲るべき。と考えます。
どちらも保育所の不足や需要の偏在による待機児童の問題がママを不安にさせています。
何人目の子であっても、保育所に余裕があり、苦労なく入所できれば安心して子供を産み育てられるし、働きにも出られますものね。
静岡市の待機児童問題はどうなんでしょうか。
待機児童0に向けて整備計画が進められていますが、まだ0には至っていません。
でも静岡市が進めてきた待機児童園というシステムは画期的で、注目されているようです。
ただ子供の負担を考えたら、慣れてきたころに何度も園を転々とするのは大変だと思います。
そういった点で育休退園の廃止は、その保育園に通っている子供達にとってはいいことなのかなと感じました。
でも保育園に入りたくても入れないで待機している子のママの中には、なんでって感じるママもいらっしゃるかもしれません。
静岡市は平成18年度には待機児童0にする計画とのことです。今回の廃止の決定を不安に感じているママの為にも、ぜひ実現してほしいです^^!
—–