少子化対策・子育て支援策・・・色々施策がなされていますが、
問題点は複雑に絡み合っているので、もちろんどれかだけやればいいってものじゃないし、
全部解決していく必要があることですが。
私ずっと、少子化対策だったら三世代同居に補助金とか出せばいいのにな・・・。って思っていて、
(自分が早く家建てて同居したいからなのも、もちろんあるけど^^;。)
そうしたら一億総活躍国民会議で話し合われている案に、
■子育てを家族で支え合える三世代同居・近居がしやすい環境づくり
○三世代の「同居」や「近居」の環境を整備するため、三世代同居に向けた住宅建設、UR賃貸住宅を活用した親子の近居等を支援する。【特に緊急対応】
という項目があることを知り、
「わ!ちゃんとそう思って提案してくれている人がいる!」ってうれしくなって。
でも、そのあと知りました・・・具体案がこんなことに。
とても分かりやすかったのでリンクさせて頂きました。
それから、こんな記事もありました。
こちらも分かりやすかったのでリンクさせて頂きました。
私は福井県の出身で、実際に実家の周りはだいたいこんな感じだったので、
私が思っていたイメージはこちらに近いです。
さて、具体案の支援の要件にある、
「玄関・台所・浴室・トイレのうち2つ以上が複数あること」
私は実家を建て直して同居するなら、トイレだけ2つあれば、
あとは1つでいいと思っているので当てはまらずがっかりです・・・。
具体案の要件は、1戸の中で行き来できないような、
完全に分離した2世帯住宅の場合同居と呼べるのか?といった
色んな形態の同居に配慮しようとしたのかな・・・と想像しました。
同居の形も私達が子供だった頃と比べ様変わりしていますから。
でも、そおおじゃないんだ~、そこじゃないんだ~ってすごく思います。
私の考えです、すでに同居してる方に甘い!って思われるかもですが、
私は近居じゃなくて2世帯住宅じゃなくて、本当の同居がしたいです。
それは、子供を「留守番」させたときに大人の目があってくれるから。
近居や2世帯だと、親世代に子供を預ける、お願いする形になります。
お互いに、頼む気分、頼まれる気分は気を遣うものがあります。
本当の同居だったら、おじいちゃんおばあちゃんと孫が「居る」だけのこと。
子供に「ちょっと買い物行ってくるね」と言って、
おじいちゃんおばあちゃんに「ちょっと買い物行ってきます」って言って、
大人の目がある中で留守番させている感覚に近いと思うのです。
気分的にみんな楽なんじゃないかなぁ。
実家の周りは隣近所みんな子供をかわいがって気にかけてくれます。
負担なく。
むしろ「居ても気にかけない(気にならない)」の方が言葉が合っているかも。
隣りのおばちゃんちの庭に子供が行って猫を撫でていても気にかけない。
「あら〇〇ちゃん、猫見に来たのー?」ぐらい。
実家は両実家とも過疎地域って呼ばれているようなところだけど、
そういう風土だから尚更、私は三世代同居支援策の具体案に
違和感を感じるのだと思います。
預ける預けられる感覚なら、分離2世帯も近居も別居も同じじゃないでしょうか。
だから、分けてなくていい、分けない方がいいと私は思うので、
「本当の同居」に支援が回るような案だったらいいのにな。と思います。
子供が、親が、お年寄りが、じゃなくて、
うちが、隣が、向かいが、じゃなくて、
お互いを分けて邪魔しないようにじゃなくて、
溶け合ってるぐらい混じり合って関わり合ってる方が、
社会は上手くいくように感じます。
支援策も。
分けて1つ1つに支援してたら人もお金も足りないと思います。
しょうがなく故郷を離れている人。
ほんとは出来ることなら故郷で暮らしたい人。
故郷がどんどん廃れていってさみしい気持ちの若い人。
本当はたくさんいるんじゃないかなぁ。
三世代同居支援の具体案に対して批判がたくさんあって、
三世代同居支援そのものが無くなったら残念すぎると思って、
ただの主婦でしかないけど、
私のブログだから私の思ってることを書いてもいいかなんて、
ちょっと書いてみました。
(本音は自分が家建てる時に補助があったら
うれしいってことだったりして(笑))。
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