【読書録】オリエンタルラジオ中田敦彦さん著「僕たちはどう伝えるか」の感想

私の人生観
この記事は約3分で読めます。

今回の本はオリエンタルラジオ・中田敦彦さんの著書です。

参考:「僕たちはどう伝えるか」

一文が短く伝える内容が端的で、さらに改行が多くて
1ページあたりの文章量が少ないので、サクサク読み進められました。

「はじめに」に30分で読破できるって書いてあったけど、
速く読めない私でも1時間かからず読み切れました

読書が苦手な方でも楽々読めます。
文章がひねってなくて言い回しが簡単だから、すごく読みやすいんです。

前回が“GAFA”を読んでいたからもう、サクサク読める感が気持ち良かったです。

【読書録】GAFA本の感想……GAFAとは?これからの時代をどう生きる?

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本そのものが、中田さんの言いたいことを表現している

この本は、書き方自体がもう、
中田さんが本で言いたかったことを表現している感じです。

できる限りを削ぎ落して、必要な部分を研ぎ澄まして載せているから、
本全体のほとんどが言いたいことだけで埋め尽くされていて、

本の厚さ(薄いという意味)と読んだ時間(短い)の割に合わず、
得られる情報量がすごい

なんというコスパw。

“GAFA”は400ページ以上あったけれど、同じことが何度も書かれていたりしました。

でも今回の中田さんの本は、全部が必要な要素であり、
全部が「これ、活かせる!」と思わせる内容でした。

大切なのは「どう伝えるか」タイトル通りだった

私はおこづかい教室をやっているので、パワポを使って子ども相手に話をします。

前で話を聞いている子ども達はもちろん、
これは、子どもを通して後ろで聞いているお父さんお母さんに
金銭教育のメリットを伝えるための、プレゼン
です。

分野は教育。
でも私は「教える」んじゃなくて「伝えたい」という気持ちがずっとあって。

じゃあどうやったら伝わるか?というと、熱意だけを持って
「伝われ~伝わるのじゃ~~~」と念じていてもやっぱり伝わらないことは、
これまでに身に染みて分かっています(笑)。

だから中田さんの本にあったように、伝えるための方法と表現の仕方を工夫して、
言いたいことを100%持って帰ってもらえるような、おこづかい教室にしたい。

次の講座で、さっそく試したくなりました。

そして私は“エンタメ”という言葉を誤解していたかもしれないと思った

そして本を読んで、これまでは“エンタメ”という言葉に
あまり興味がなかったけれど、勘違いしていたなぁとも思いました。

狭い意味でしか捉えてなかったなぁと。
中田さんの本で、面白さと奥深さがちょっとだけ分かった気がします。
(ちょっとだけですよ、この程度で「分かった」なんて、本場の人に失礼すぎるので)。

ちょっとだけ分かった気がしたのは、“表現力を追究すること”なのかな?
と思ったこと。

そしてその表現力で感情(楽しい!とか熱い!とか)の波を伝えて、
相手の感情を動かすことなのかな?と思えたことです。

で、その表現手段が、舞台だったり歌だったりダンスだったり、
絵だったり映像だったり、色々ある。

そして私の表現手段は、おこづかい教室であり、文章なのです。

そのように考えると、おこづかい教室だって表現力を追究すれば、
もっとおもしろくなるし、子ども達にも、お父さんお母さんにも、もっともっと伝わる。

そんなふうに思いました。

早速取り入れてみます!

学校の授業がなぜつまらないか?という話がありましたが、ほんとそうだよ。
とりあえず次の講座は後から資料を配ろうと思います
(なぜかは本を読んでみてください)。

とにかく、思いついたことを試そう。
考えすぎて動けなくなりがちな私の、最近のテーマは「やりながら考えよう」なのです。

本の丸ごとが、中田さんの表現力のかたまりでした!
職業問わず、オススメです!

今回の本:「僕たちはどう伝えるか」

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