AIに負けないために、大人も子どもも必要なこと

私の人生観
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コロナ後の時代を幸せに生きるために、私は
自分の価値観を知っておくことはとても重要だと思っています。

大人もそうだけど、これから大人になっていく子どもたちも。
例えば、

  • 自分が何をしているときが楽しいか?
  • 好きなもの・ことは何か?
  • 夢中で作業できることは何か?

「価値観」という単語は難しくても、
このような質問なら、自分らしい答えを持っていると思いませんか?

自分がポジティブになれること・ものを感覚的に知ってるって、
幸せになるためには結構、大事なことだと思うのです。

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なぜ「自分の価値観を知ること」が大事だと思うのか?

私がそう感じるのは、現代はもう物質的な豊かさに満たされているから。
過剰なぐらいのモノで溢れていますよね。

そして、情報も溢れています。

モノや情報が溢れていると、どうなるか。

私達は選べるようになります。
なりますというか、選ばなくてはいけないのです。
選択肢がありすぎるからね。

物質的な豊かさ=発展だった時代は、
みんなの目指すゴール(=豊かになること)が一緒だったけれど、

これからの時代は、自分にとっての「豊かさ」の意味を自分で知って、
自分でゴールを作って目指すことが必要になる時代です。

だから、自分の価値観を知っておくことが大切だと思うのです。

選ぶためには「意思」が必要で、目指すためには
「自分で考えて、自分で決めて、自分から動く力」が欠かせなくなります。

選ぶことは「疲れる」

話が少し逸れますが。

選ぶことって、疲れるんですよね。
“忙しい忙しい”の呪いにハマっているときは、特に。

だから、AIに任せようかって方向になるんだと思うし、
AIの需要があるんだと思います。
『しんどいから誰か決めて』って思いますからね。

でも、自分の人生の舵取りをAIに任せてばかりでいいのでしょうか?

「私のために選んでくれてる」は、
実は企業にとって都合のいい未来を自分が「選ばされている」のではないだろうか?

そんな想像もするから、人々はAI技術が発達する未来に、
自分が飲み込まれそうな不安を感じたりするのかなぁ。なんて考えます。

話を戻しまして。

そんなゴールのない時代を歩くためにも。
AIに飲まれないためにも。

自分の価値観を自分で分かっているって、やっぱり大事だと思うのです。

価値観を知るために、子どものうちにやらせたいと思っていること

「価値観を知る」は、子育ての中でも意識しています。

我が家にこうしろと決めるような教育方針はないけれど、
たった1つ、子どもに伝えたいことがあるとしたら、

それは
「自分の人生は、自分で歩け」ということ。

そのために自分の価値観を知ってほしいし(作り上げてほしいし)、
反対に、他人は自分と違う価値観を持っていることを知ってほしいし、
その想いを尊重できるようにもなってほしい。

このあたりの考え方は、旦那とも共通しているのでありがたいです。

我が家が、子どもたちに自分の価値観に気付いてもらうために、
子ども達にさせてあげたいと思い実行しているのは次の3つです。

①たくさん遊ばせる

何をして遊んでいるときの、何が楽しいのかをたくさん知ってほしい。
なので、思い付いた遊びはなるべく好きなようにやらせています。

意識しているのは、道具はダメって言わずに使わせること。
例えば刃物は、危ないからと取り上げるんじゃなくて(見てて怖いけど)、
正しい持ち方・使い方を教えて、使いたいときは自由に使わせるようにしています。

あとは、部屋や服が汚れることを理由に「やっちゃダメ」って
言わないように気を付けています。

大規模な工作とか、実験とかね。ただし、
「やってもいいけど、最後片付けて部屋を元に戻してくれるならいいよ。」
とは言います(笑)。

②たくさんの人に出会わせる

田舎なので親せき付き合いが多いのもあるけれど、
付き合いで家に上がらせてもらうときには連れて行ったり、
赤ちゃんの頃からたくさんの人に出会わせるようにしています。

初対面でも臆せず話せるようになってほしいからという理由もあるけれど、
一番は、

「親の考えが全て正しいと思ってほしくないから」

という気持ちが、大きいです。

これは、旦那とも同じ意見で。
色んな人に出会って、色んな人の考えを聞いて、
自分はどう考えるのかを決めてほしいよね。って思っています。

私は、自分が子どもの頃は親の判断が全て正しいって思っていました。
全部、親に「どうしたらいい?」って聞いていました。
そこから私は私の考えを持っていいんだと思えるまで、長い時間が必要でした。

パパママと考えが違っても何も問題ないし、そんなあなたが好きだ。
と、子どもたちには分かっていてほしいです。

③決断を尊重する

「それは自分で決めな?」をよく言います。

相談にはもちろん乗るけれど、結局は
思うようにしてみればいいと思うよ~という結論になるような。

あと「ほら見たことか!」的な言い方は極力しないように気を付けています。

自分が、嫌だったので。
親の考えに逆らい、自分の考えでやってみて、失敗したときによく言われるのが
「ほら見たことか!」ですよね。「だから言ったでしょ。」とか。

自分で決めるのが怖くなります。私はなりました。
大人になっても、私の中で、なかなかの呪縛として残っていました。

なので、「決めた勇気」を尊重してあげたいし、
失敗しても「親の判断が正しかった」とは限らないし、伝えません。
(そもそも失敗は長い目で見たら失敗じゃない。)

おこづかい教育の本質も、そこだと思ってやってます

私はおこづかい教室を開催しているけれど、
私がおこづかい教室で伝えたいのは「我慢」でも「節約」でもありません

おこづかい制を導入すれば、
小さい頃から、自分で考えて、判断して、決める経験をたくさんできるから。

自分の幸せのためにお金という「道具」をどう使えばいいか、
繰り返し練習できるから。

そして、好きなもの、楽しいことにおこづかいを使うことが、
子ども自身の価値観を磨くことにつながるから。

だから、おこづかい制っていいよ~!!と伝えています。

※これも大事

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日本はもう終わってるなんて思わないで、
みんながやりたいことをやりたいように実現する、豊かな未来を夢見たいな。

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