実は簡単!切り干し大根を手作りしよう。失敗しない作り方と干し方のコツは?

海の幸・山の幸
この記事は約3分で読めます。

先日、お隣のお姉さんからたくさんの大根を頂きました。
その数なんと16本です!

今年の大根は豊作で余らせてしまうほどだからと、
切り干し大根の作り方を教えてもらったので、こちらにまとめたいと思います。

スポンサーリンク

材料と道具、おおまかな手順

【材料】
切り干し大根に必要な材料は、「大根」のみです!
パリパリでキレイにするのに何か必要なのかと思いましたが、ただ大根のみ。
余計なものは何も入っていない、安心な保存食ですね!

【道具】
必要な道具と、あると便利なものは次の通りです。

  • 大根突き
  • 大きい入れ物
  • 軍手
  • 干し網
  • 新聞紙または段ボール
  • 干し網を並べる台になるもの

【おおまかな手順】

  1. 大根をよく洗います
  2. 大根の皮を剥きます
  3. 大根を半分の長さに切ります
  4. 大根を太めの千切りにします
  5. 干し網に並べます
  6. 数日干して完成!

それでは工程を詳しく見ていきましょう。

大根の切り方のコツは?

これが今回使用した頂いた大根です。立派な大根が山のようにあります。

まずは洗ってから皮を剥きます。

そして切っていくのですが、私はこんな切り干し大根用の大根突きを使っています。
おばあちゃんの遺した道具です。

小柳産業 小柳産業 尺五切千突 05006

「切千突」と検索すると探すことができます。
めちゃくちゃ速いです。この道具を使って大根を切っていきました。

手を切ってしまうと危ないので、必ず軍手をしてくださいね!

こんな感じで今回は斜めに切ったのですが、
実は干したときに網からポロポロ落ちやすくて後悔しました。

干しているときに隣のおばさん(師匠)が教えてくれた切り方のコツは
大根1本を半分の長さに切り、その長さを端から端まで、
全体に滑らせて長い大根を作るといいそうです!

そうすると干して縮んでも網から落ちにくく、作業がしやすいとのことでした。
次回は私もそうしようと思います!

さて、16本分の大根でコンテナ4杯分の大根ができました。

それでは干していきましょう!

干し網について

干し網はお隣のおばさんが貸してくださいました。
亡くなったおじさんの手作りだそうです。

木枠によく畑の動物除けなどで見かけるフェンスを貼って作ってありました。

もう少し目が細かい方が落ちなくて使い勝手がいいんだけど、と
おばさんは言っていましたが、私もこれを参考に作ってみてもいいなあと思っています。

市販のものだとこんな感じのでいいと思います。

万能干しカゴ 3段 50×50×高さ55cm アウトドア 干し物に活躍

網に広げて並べます。
多少重なっていても、乾いてきたら縮むので混ぜればOKです。

網の目が粗い場合は、並べたり混ぜたりするときに、網の目から大根が
ポロポロ落ちてしまします。
なので、下に新聞や段ボールを敷いておくと安心です。もったいないですからね。

干すのに何日ぐらいかかるの?

干すのはだいたい5日前後です。
それを見越して、晴れの日が続きそうなタイミングを狙って干すといいようです。

雨の心配がなければ、夜のあいだも出しっぱなしでOKとのことです(師匠談)。

写真は3日目。この日は雨だったので、干し網は積んで土間に避難しました。

  

だいぶ乾いてきましたが、積んでいたので下の段は少し湿り気がありました。

そして5日目。この日は冬型の気圧配置。
こんな天気の日の伊豆は、カラッと晴れるけれど冷たい強風が吹きます。
そんな日が、切り干し大根を仕上げるのに最高にいいのだそうです(師匠談)!

言われたとおり、一気に乾燥が進みパリパリに仕上がりました♪

  

おばさんの言うように、最終日のような寒気が流れ込む晴れた日を選べば、
最短で2日でもパリパリになるそうです。

なるべく短時間で干しきる方が、変色せず白いままの切り干し大根ができるそうですよ!

案外簡単に作れることが分かったので、来年からは冬のうちに
1年分の切り干し大根を作って保存しようと思いました。

 

タイトルとURLをコピーしました