“一人になりたい”という願望は「やりたいこと」ではない

私の人生観
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ミッションメイキングの中で、「やりたいこと」をリストアップする場面があります。

子育て中のお母さんがミッションメイキングをやると、
「やりたいこと」の答えの中で1,2を争う勢いで多いのが
「痩せたい」っていう回答と、もう1つが

「一人になりたい」

私自身も、自分が受ける側だったときに、そう答えた記憶があります。
だから、気持ちがめっちゃ分かります。

特に子どもが小さいうちは、本当にそう思いました。

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一人になりたいお母さん

夫が私を気遣ってくれて「たまには気晴らしにみんなでどこか遊びに行く?」なんて
言ってくれたけれど、もちろんそれもうれしいし楽しいんだけれど、

そぉぉじゃないんだーーー!と(笑)。

本心では、私としては、
近くの公園で30分でもいいから子どもを連れ出して私を一人にしてほしかった
でもなかなか、言えないんですよね……いや、私は早いうちに正直に言ったかも(笑)?

未だに夏休みとか、ずーっと子どもが一緒にいると「一人になりたい病」になります。

あるお母さんが、
「旦那が子どもを連れ出してくれるんだけど、思ったより早く帰ってくると
『ちっ』って思っちゃう。」と、言ってました。

これはすごく分かる(笑)。嫌じゃないけど、『ちっ』なんですよね~。

『そんな私は、ひどい母親かも……。』と昔は健気に思いましたが。
やっぱり、一人の時間がないのは誰だってしんどいです。

「一人になりたい」=やりたいこと?

でも、ミッションメイキングでアテンダントとして問いかけているときに思うのは、
「一人になりたい」はまだ「やりたいこと」じゃないんです。ということ。

これはまだ、「前提」の部分。

本当は、「一人になりたい」というのは環境による“制限”で、
そういうのも取っ払って(叶ったものとして)、その状態で何をしたいかを
考えてみてほしいんです。

ミッションメイキング中は、そこを突っ込みます。

  • 一人になりたい⇒一人になったら、何したい?
  • もっと時間がほしい⇒もっと時間があったら、その時間をどう使う?
  • 掃除したい⇒部屋がきれいだったら?それでも掃除したい(本当に好きなこと)?
  • お金にゆとりがほしい⇒そのお金を何に使いたい?

このあたりは、本当は全部「前提」の「やりたいこと」です。

前提の「その先」を見つめてみよう

一生懸命で常に忙しいと感じている方ほど、「やりたいこと」が
「今すぐ解放されたい制限」で止まっていたりします。

何の制限もなく好きにしてよかったら、何したい?という問いに……

「まず休みたい」

本当に、本当に、一生懸命なんだと思います。でもこれも「前提」です。
本当に「やりたいこと」は、まだその先にあります

本当の自分は何を望んでいるのか。
ミッションメイキングで、自分の中の自分を見つめてみませんか?

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