ちっとも酔えないなと思った夜

私の人生観
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きっと私を知っている方はお酒の話かと思ったのではないでしょうか。

お酒の話じゃないですよ。

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働く覚悟の決め方は色々ある

私は今、働いていると言っていいのかどうか、というぐらいの働き方をしています。

ときどき「おこづかいセミナー」の講師をやって、普段は在宅でweb記事を書いて、原稿料を少し、頂いているぐらい(2017年当時)。

家庭にいたい。でも、社会ともつながっていたい。

自分の気持ちに正直になったら、こんなバランスに落ち着きました。

でも私の中では、自分はまだ専業主婦だと思っています。

「覚悟を決める」には色んな覚悟の決め方があると思います。

私の場合ですよ、と前置きして。

両実家が遠く、いざというときに子どもをどうするか?でも、病児保育を利用して働くことは自分の気持ちに抵抗があること。

目の前にこれは聞きたい!と思うような講座があったとき、開催地が遠方だったり夜間だったりを理由に子どもを優先して諦めること。

そんな自分を以前は「覚悟がないんだ」と思っていました。

そして、私にはない「覚悟」を持って働いているお母さんに何だか申し訳ないような、“謎の謙遜”?が自分の中にあって、働いていますと言えなかった(FPとして「活動」してますと言ってた)。

本当は、自分の中の「働くってこんな感じ」というイメージと現実とのギャップがそうさせていただけで、別に誰に何をどう責められている訳ではないのですが。

「覚悟」とはそういうものだ、と思っていたんです。

でも、私に必要だった覚悟は、さっきの例で言うなら「病児保育を利用しない覚悟」と、「受けたいセミナーをスルーする覚悟」。

背伸びしないことを1年間の目標にした去年、ある時「はっ」とそう気付いて、自分の目に映る世界が変わったと思いました。

しない覚悟。いかない覚悟。

他にもたくさん目の前にあるけど、それらを“まだ取りに行かない”と決断するのは、私には苦しいこと。

だから、覚悟がいるんだな。と。

私は、私と私の家庭の状況、ありのままを受け止める覚悟ができたのです。

自分が犠牲になっているなんて、酔えます?

そうして決めた覚悟で、私は

飲み過ぎて帰れないと夫からお迎えを頼まれても、〆切間近の記事があるのに「寝るまで居て」と子どもに頼まれても、

「いいよ~しょうがないなぁ」って、2つ返事で

『夫が飲み会でいない間に子どもをサッサと寝かせて仕事する作戦』を別の作戦に組み立て直せる「時間配分の自由」を手にしています。

(↑これは先週の実話です。)

でも、そんな自分を『私は自分を犠牲にして家族のために尽くしている。』とは、これっぽっちも思わないんですね。

確かに家族の要望を優先して、自分の予定を後回しにしているけど、

それを「私、尽くしてるわ。私、甲斐甲斐しいわ。」なんて、酔えるか?と問われると……

いや、この状況にはちっとも酔えないな。(←はい、タイトルはココです!)

と、先週の実話の夜に思った、というお話です。

そう思うと、母親って業務だね(ざぼーん)。

愛情はたっぷりあるけどね。

夫が罪滅ぼしに買ってくれたハーゲンダッツを食べて、

ちょっとワイン飲んで、

酔っぱらいながら(←はい、ちゃんと酔ってます笑)、

そんなことを思いました。

自分から自分の立ち位置を決めに行ったら、心が軽くなるかもしれませんよ!

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