逃げ道がない意気込みの“危うさ”

私の人生観
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自分にとって「これだ」っていうものが1つしかない状態は、強いようで実は弱くて危ういのかもしれない、と思った話。

もちろん、そう当てはまらない方もたくさんいらっしゃると思いますよ。

これは「自分を振り返って思ったこと」として書いています。

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マルチタスク状態のメリット

というのも、現在の自分を思うと同時進行で色んなものを抱えています。

在宅ワークもペースを掴みたいと思って去年より手を出しているし、おこづかい講師のお仕事も、今年は前向きにチャレンジしてる。

仕事以外でも、PTAのこととか子供会のこととか(って書くと好きでやっているように思われそうだけど、断るのが下手なだけ)。

同時進行で抱えていると、1つのことに対して「それしか見えない」という状態になれない。

それは、1つ1つが手抜きになるという意味では決してないんだけど。

とにかく余計なことを考えず、『淡々とこなしていくモード』に入れる気がする。

心配性って、時間があると余計なことまで考えちゃうんです。

1つに賭ける意気込みは危うい

反対に、自分にとって「これだ」っていうものが1つしかないときに『私にはこれしかないから。』っていう気持ちが強すぎると、

失いたくない。

とか、

絶対に失敗できない。

とか、

自分の場合は1つ1つの行動にかける意気込みが、変な方向に行ってしまうような気がしました。

足がすくむし、勇気が出ない。

「それ=自分」ぐらいまで意気込んじゃうと、

「失くすこと=自分が消えること」

ぐらいに気持ちを賭けちゃう。

この状態って、気持ちは強いようけど、見方によってはすごく弱いなって。

だから、あれも大事だし、これも大事だし、って、大事にしたいものがいっぱいある方が、ふらふらしてるように見えて、実はいいのかもしれない。

「私にはこの子しか」

とか、

「俺には仕事しか」

とか、

ありそうなセリフだけど。

いい方向に向けばすごいパワーを持つんだろうけど、合わせ持つ“弱さ”や“危うさ”もあるなぁ。

なんて、双子娘と家に籠ってた頃の自分を思い出しながら、今の自分と比べて思いました。

あれもこれも大事、は、全然欲張りなことじゃないですよね。

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