東源台小の講演会で、事例紹介の中で初めて話したエピソード「この夏の恐竜事件」をブログでも紹介しようと思います。

勝山の恐竜博物館での出来事
夏休みのお出かけで、勝山の恐竜博物館に行ってきました。
博物館前の広場には屋台が出ていて。
遠目に、「恐竜すくい」っぽいのがあるなーと私は見つけてしまったのです。
小さい恐竜の人形をすくうやつです。
「帰りに寄ってみようか~」なんて話して、博物館内を巡り。
いざ帰り道に寄ってみると、小さな看板が。
「恐竜すくい 1回400円 ※5匹もらえます。」
ぐふっ!と来たわけです。
3人で1200円、すぐ飽きるミニ恐竜が15個
だって、
『3人やらせたら1200円。すぐ飽きるミニ恐竜が15個……。』
これはないな。と思ったけど、もう子ども達はやる気満々。
(私がお金を出して、やらせてあげるつもりで話をしていたので。)
母、食い下がってみる。
「末っ子くんが代表ですくって、人形だけ3人で分けない?←笑顔」
納得するはずもなく(笑)。
「絶対やる!絶対欲しい!!」
を連呼するので、私は素直に謝りました。
「ごめん、やっぱりみんなそれぞれおこづかいがあるし、おこづかいで好きにやるにしよう?」
自分のおこづかいを使うとなると考える
すると、末っ子くんは自分のおこづかいで恐竜すくいをやると言い(残高が15円になったw)、
お姉ちゃん達は?
私、ひっくり返りそうになったんだけど、なんと、きれーいに手のひらを返したように、
「だったらやらない」
と言ったんです!
いやいやいやいや。
じゃあ、さっきのあの「絶対欲しい!!」は何やったん?
結局これを買いました。
絶対欲しいはどこまで本当?
で、これのおかげで母は、気持ちよく学んだわけです。
絶対欲しいは、どこまで本気か?ということを。
つまり子どもは、私の財布から出るお金だから「欲しい欲しい」になる。
自分の財布からお金が出るなら?
そう考えた時の「欲しい・いらない」が、本当は、真の“欲しいかどうか”なんですよ。
もし、まだおこづかいを始めていなくて、子どもの欲しい欲しいに悩んでいるお母さんがいたら、ぜひおこづかいを始めてみてほしいです。
自分のお金から出すと思った瞬間、子どもの「物をジャッジする目」が変わりますよ。
改めて、その瞬間を見た「恐竜事件」でした。
3日後にこうなってね、
1週間で生まれました(笑)。
おこづかいって、おもしろい。