主婦の視点から見る「働き方改革」。働く女性から見た「崖」は、主婦から見た「登れない壁」

在宅で働く
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“仕事も家事も育児も全て完璧なんて無理だから。”
“家事は手を抜いたって
いいじゃないの。”

というような言葉は、お母さん向けの雑誌でよく目にします。

この言葉に『気が楽になった』と救われた気持ちになった
お母さんも
多くいるでしょう。

一方で、“納得いかない”人もいますよね。

どうして生活の質を落とす決意をしなければならないのか。
私も含め、そう考える人もいると思います。

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「働くこと」と「生活の質」は、そもそもトレードオフなの?

「働くこと」と「生活の質」は、本来、トレードオフの関係ではないはず。

なのに、どちらかを選べと言われているのだから、
それは納得がいかないでしょう。

働き方改革とは、
「働くこと」と「生活の質」はそもそもトレードオフじゃないだろう!
という声のことだと思います。

男女関係なくね。

どちらも手に入れたいと思うのはすごく当たり前の気持ちなのに、

なぜ
“それができたらスーパーウーマン”みたいな言われ方になるのだろう?

おかしいよね。

それってつまり、仕組みの方がおかしいんじゃないの?
というのが働き方改革の波だと私は思っています。

家にいるだけで、話が飛躍して家庭的に結びつく

私はこれまで、
なぜか日本では
トレードオフになってしまった「働くこと」と「生活の質」で、

納得いかないまま、
「生活の質」を維持するために
「働くこと」をセーブしてきました。

でも、このような私の選択は、
令和な世の中ではこの選択をするだけで

“昭和な考え” “女性の社会進出を阻む人”

というふうに見られがちです。

普段主婦として家にいる私が、
「料理やお裁縫が好きです。」と書いたらどう感じますか?

この文章は、本来なら個人的な趣味の話でしかないはず。

なのに、
それだけで
“昭和な母親像を実践する女性”だと解釈されます。

家にいるというだけで、話が飛躍して結び付くのです。

その飛躍した視線が面倒で、私は自分の好きなことを「好きだ」って
言いづらいし、言うのがちょっと怖い。

それも変な話じゃないですか。

ちなみに私は、掃除と洗濯が嫌いです。“家庭的な人”ってなんでしょうね。

「働くこと」と「生活の質」
どっちも手に入れることは高望みなのか?

働いている人が納得いかないのと同じように、私も納得いきません。

問題は家で働くことの収入の低さ

「働くこと」について、家にいる側が感じる問題点は“収入の低さ”です。

これって
「働くことを選んだ人が生活の質を望んでいるのに手に入れづらいと感じる原因」
と繋がると思う。

「家にいたら、収入が低すぎる」のです。結局そこだよと思います。

落差が大きすぎるから、
働いている人は簡単に降りられないし、
家にいる人は登れないんだよね。

私は頑張って最大限に在宅ワークを入れていた時期で、
月の収入が15000円でした。

それでも家で仕事ができて満足だとその頃は思っていたけれど、
時給1000円、1日4時間のパートに出たら、月15000円なんて4日で超えた

【実話】在宅ワークで越えられなかった月15000円の壁をパートにしたら4日で超えた話
パート勤めをし始めて改めて思いますが、本当にただ収入を得たいことが目的だったら 「在宅ワーク」という方法はとても効率が悪かったですね。 外に出られるものなら外に...

唖然としました。

今、改めてクラウドワークスとか、在宅ワークの案件を覗いてみると、

“主婦”ってだけでバカにしてるのかと腹立たしくなるような金額で
募集されてるものがたくさんあります。

続けるのが無理ってバレたら次の人って、
“主婦”なら使い捨てでいいとでも思ってるんじゃないか?という案件が、
私から見ればあります。

だから、それこそ知らなかった頃は私も、
『在宅ワークはおこづかい稼ぎ程度でいいや』って思ってたけど、

それじゃダメで。

そこを変えないとダメなんだって、今は強く思うようになりました。

家でも、ちゃんと仕事に見合った収入をもらうこと。

今回の言いたかったのはここです。超大事です。

第2弾でした。

働き方に思うこと。第1弾はこちら↓

https://irodori-mission.com/work20200127-assertion/

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