何日か前だけど、どんな流れだったか忘れましたが、「ママが怒ると怖い」とか
そんな話題からだったような気がするけど、
娘達に「ちなみに、うちってよその家に比べて厳しい方だと思う?」と
聞いてみたときの話です。
私の中では、厳しい方だと思っている
私の中では、「うちはよその家より厳しい」と思っていて。
どういうことかというと、特に学校のことなどは、
我が家は「自分のことなんだから自分でやって」っていうスタンスなので。
明日の時間割や持ち物の準備はノータッチだし、
親が準備を手伝うもの(集金とか工作材料集めとか)も、
『〇日に〇〇が要るから』と向こうから言ってこなければ勿論準備しないし
(そもそも私は把握していない)。
自分の責任でねって任せている部分が大きいので、それって子どもにとっては
大変じゃないかな?と思うので、「うちは厳しい方だ」と考えています。
……もっと言うと、忘れ物をしても『ハッハッハ。困りやがれw』と思っているし、
なんて、ふざけて書いたけど、本心では、
そんなふうに「身をもって困る経験をする」ってめちゃくちゃ大事!と思っているし、
困った場面で自分の頭を使って考えることもめちゃくちゃ大事!と思っているので。
娘達からすれば、『うちの親はあんまり助けてくれない。』と、
思っているんじゃないかな^^;?と。
だから、娘達に聞いても「うちは厳しいよ!」って答えるんじゃないかな?と思っていました。
ところが娘は意外にも……
ところが。意外にも娘達からは
「うちは全然やさしい!みんなの家はけっこう厳しいよ!」
という返事が返ってきたのです。
私が驚いて、「そうなの?うちってやさしいの?」と聞いたところ、
「だって、うちは全然、ああしろこうしろとか言わないじゃん。」
どうやら娘達の言い分をまとめると、みんなのうちは、例えば
「宿題を終わらせるまで友達と遊んじゃダメ」のような、決まりとかやっちゃダメとか、
ルールが色々あると。
うちはそういうルールがほぼないと。だからやさしい、ということのようです。
そして最後に、慌てたように一言付け加える娘達。
「あーっ!だからって、じゃあうちももっと厳しくしよう
って言うのはナシだからね?」
なるほど(笑)。
子どもにとっては「自由=やさしい」なんですね。ハッと気付かされました。
私と夫が共通して考えていること
確かに私が口うるさく言うのは「すれ違う人には100%あいさつ!」ぐらいだし、
ルールと言ったら「夜9時を過ぎたら宿題にサインしませんから。」ぐらい(笑)。
でもそれは、あとの部分は自己責任ということ。
自由と責任は表裏一体ということを、私も、夫も、伝えたいのです。
そこで、さらに娘達に聞いてみました。
「でもママは、忘れ物しようが宿題しなかろうが知りません、っていう考えなんだよ?
それって厳しいことだと思っていたんだけど。」
と言ってみると、
「でもそれはさぁ、忘れても宿題をやらなくても自分のことなんだから当たり前じゃない?
厳しくはないよ。」
という返事が返ってきました。私としては、へえ~という気持ちでした。
“当たり前”という返事に、思いがけずこちらの伝えたい想いは
ちゃんと伝わっていそうだということが分かって、
まだまだ子育てもこれからが本番ではあるものの、ちょっとうれしかったです。
失敗すれば、自分で考える
昨日は、娘Aが学校から帰ってくるなり言いました。
「ママ!今日やっちゃった~、上履きと赤白帽と白衣の月曜日セットを
全部忘れて行っちゃった!!」
私「(苦笑)で、どうしたの?上履きと赤白帽と給食の白衣を
全部忘れてきましたって、先生に言ったの?」
娘A「やだよ、そんなこと言うわけないじゃん!
赤白帽は言ったけど、上履きは体育館シューズで何とかなったし、
給食の白衣は友達に相談したらどうにかなった。」
そして、
「原因は分かってるんだよ、金曜日に予定帳の持ち物に月曜セットって書かなかったから。
いつもは書くのに、毎回一緒だしまぁいいかと思って今週は書かなかったから。」
多分、次からは必ず毎回「月曜セット」って書くでしょう。
それでいいんじゃないかなって、私は思うので、「あれ入れた?これ入れた?」は
細かく言わないし(こういうことを言ってくれる親の方がよっぽど優しいと思うw)、
きっとこれからも私はそんなスタンスだと思います^^
そんな娘Aの話を一緒に横で聞いていた、娘B(←度が過ぎる心配性)が一言。
「3つも忘れ物するなんて、私だったら倒れてる。」
なのでこっちの子は毎朝2度チェックするし、万が一忘れたときの対策に、
予備のハンカチとかマスクとか割り箸とか、色んな物をランドセルに忍ばせています。
おかげでランドセルは何を入れたらそうなるのっていう重たさです(笑)。
それはそれで、その子の頭を使った知恵であり。
それぞれ好きにせいといった感じに放っておいてます。
自由は、私の中では「厳しい」なのです^^