最近、子ども達を見ていて気になることがあります。
例えば先日。
末っ子くんが「ママ、寒い。」と言ってきました。
現在10月末です。
薄い長そでTシャツを着ています。半ズボンです。裸足です。
朝から換気をしたままなので、窓が全開です。
……そりゃ、寒かろう。
でもね。そこはママぁ~じゃなくて、暖かくすればいいだろうと思うのです。
上着を着ればいいし、長ズボンに履き替えてもいいし、靴下履いてもいい。
窓も閉めればいいですね。
でも、そう伝えると「あ、そっか!」と言います。
自分で気付けないのです。
また別の日には。
私が朝起きたとき、子ども達がテレビを見たくて先に起きていることがあります。
そんなとき、朝なのにカーテンを閉めたまま、暗い部屋でテレビを見ていたりします。
私が「カーテンぐらい、開けなよ!」と言うと、「あはは~そうだね~。」と笑ってる。
おかしいと思わないのかな?朝のお日さまって気持ちいいのに。
そういうところが、すごく気になります。
勉強より大事だと思う「なんとかするチカラ」
私は、そういうところに気付いて「なんとかする」力は勉強よりも大事だと思っています。
が、なんともまだ弱いですね……。
でも難しいのは、これって私が「言ってやらせた」ところで、全く意味が無いんですよね。
「言われてやる」じゃなくて、「言わなくてもやってる」になってほしいから。
自分から気付いて動く力を子どもに教えたいって……難しいですね(泣)。
どっちも大事な「自立」と「自律」
最近になって、私は「じりつ」という言葉に「自立」と「自律」の
2種類があることを知りました。
普段よく使っている「じりつ」は、立つ方の「自立」。
一人立ちして生きる力のことですが、経済力を含め、
生活していくための能力や技術を身に付ける意味だと認識しています。
一方の「自律」は、「自らを律する」という字ですが、
コトバンクによれば“ 自分自身で立てた規範に従って行動すること ”。
自分の考えをもとに自分で判断して行動する、という意味では、
私が、我が子に身に付けてほしい(今、弱くて困っている)のは、
こっちの「自律力」なのです。
田舎暮らしは「自律力」を鍛えられる?
今回、田舎暮らしを始めて思うのは、
不便さが子どもの自律力を鍛えるかもしれないという期待です。
まだ暮らし始めて数ヶ月ではありますが、1つ例を挙げるとすると、
小学校が遠いという不便さがあります。
それに付随して、早起きするためには前日どう行動すればいいか、とか、
荷物をいかに軽くするか、山道をどう涼しくするか、などなど……
不便→困った!→自分で考える→工夫する→試す→改善するという
一連の流れが自然と生まれているように感じます。
自律力は「たくましさ」だと思うので、これからの生活が、
子どもたちにもいい影響を与えてくれたらいいなと思います。
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