先日、小学1年生の息子が学校からプリントを持って帰ってきました。
「時計」のプリントです。
見事なまでに、間違っていました。
息子に、時計は苦手なのかと聞いてみた。
間違いばかりでも、まさか、怒ったりはしません。そこで、息子に聞いてみることに。
「ねえねえ、もしかして、時計って苦手?」
すると息子が、どこの政治家の演説かという勢いで私に訴えてきました。
「ママ、聞いてくれる!?だってさ、知らないんだもん!!
知らないのに、読めるわけないでしょう?苦手っていうか、知らないんだもん!!」
「え、時計を知らないの?」
「うん。ぼくは時間を気にして生きてないから。」
何その、かっこよすぎる名言(笑)。さらに訴えは続きます。
「だってさ、うちの時計を見て。数字がないんだよ!」
そこでハッと気付く(遅い)。
『そうだ。うちの時計は、数字の部分が写真入れになっているタイプだった……。』
「しかも!!時計が四角いの!!分かる!?」
そうでした。四角いね。丸くないから、さらに分かりにくいよね。
まったく息子の言う通りだわと思いました。6年間も放っておいてごめん(笑)。
時計が読めない子でもすぐ読める時計を作ろう
そんな流れで、時計が読めない息子の訴えを解決するべく、
時計を作ることにしました。
この時計は、お姉ちゃんたちが小さいときにも作ったもので、
お姉ちゃんたち曰く
「私たちはこの時計を使ってしばらくしたら、自然と読めるようになった。」
という、“お墨付き”の時計です。
材料は100円ショップで売っている時計。
白地のシンプルなもので、メモリが1分ずつちゃんとあるものを選びます。
やることは簡単で1分ずつしつこく数字を書くだけ(笑)
買ってきた時計の文字盤に、油性ペンで数字を書いていきます。
0、1、2、3……と、飛ばすことなく59分まで数字を書きます。
次に、ケーキのように時間のメモリに合わせて中心から線を引きます。
そして、12時と1時の間のところに「12じ」と書きます。
これがポイントなんですけど、12時台のときの短針って12時になくて、
12時と1時の間にあるんですよね。
というわけで完成形がこちらです。
……と思ったら。ブログを書きながらもしかして、と思って検索をかけてみたら、
同じ仕組みのちゃんとした時計が色々売っているみたいでした。
100均時計の手作りは、お手軽バージョンということで。
息子にプレゼントしたら、「おおおっ!読める!!」と感動してました(笑)。
「息子くん専用の時計だからね。」
と、あえて「専用」と言ってあげたらとてもその気になり。
「今何時かぼくに聞いてみて?」と言っています。
苦手意識を持たず、慣れてくれたらいいなと思います。