私は3人きょうだいの一番年上長女で、弟が2人いるのですが。
下の弟、つまり末っ子が子どもの頃、よく母親にこんなこと(文句)を言っていました。
「なんで俺だけ写真が少ないんだー!!」
自分の写真が少ないと言っていた私の弟
昔ながらの、紙焼き写真を台紙に貼る、ドスッと重たいあのアルバムです。
「〇〇ちゃんのおいたち」で始まるアルバムは、私のは台紙を継ぎ足して、限界まで分厚くなったものが3冊あります。
弟のは、1冊と半分ぐらい。確かに少ない。
昔はデジカメじゃなかったから、目が半開きだろうがブレブレだろうが、現像してみないと写真の出来栄えは分からない。
でも、せっかく現像したら捨てるのはもったいないと思うのでしょう、いやこれ、いらんやろっていう変な顔の写真もいっぱい貼られています。
それでも『アイスを持って、ご満悦』なんて手書きのコメントが入っているのを見ると、母親の気持ちが感じられて、大人になっても照れくさいけれどうれしいもんだなーなんて思う訳です。
で、末っ子のショック度にも思いを馳せる訳です(笑)
そんな弟を見て、自分の子のときは気を付けようと思っていた
そんな弟の印象が強くて、『私は子どもが生まれたら、きょうだいはみんな同じ写真の量になるようにしよう!』とずっと思っていました。
私は考えたのです。
私の写真は4年生ぐらいまである。
どうやらその頃、母はアルバム作りをやめたようだ。
でも、6つ下の弟はそのとき年長で、そのあと学校行事とかの写真を足してもそりゃあ大した量にはならないだろう。
そうか、きょうだいのアルバムをやめる年齢を揃えればいいんじゃない!?と。
アルバムをやめる時期を同じにする
で、私はその作戦を実行するため、双子娘は入学式の写真までアルバムに貼り、そのあとは貼るタイプのアルバムを止めてポケットに入れるだけのアルバムにチェンジ。
その後は末っ子のアルバム作りに注力し、同じ「入学式まで」と終わりを決めてアルバムを作れば万事OKのはず。
と、意気揚々としていました。
にも関わらず!!
あれ?なんか、末っ子くんのアルバム薄くないっ!?
そう。
「末っ子はアルバムが薄くなる問題」の原因はそれだけじゃなかったのです。
末っ子は行事自体が減っているという別の原因があった
気付いちゃいました。
上の子達が大きくなってくると、お出かけの回数自体が減ることに。
写真撮ろうぜ~ってなるシチュエーションが、そもそも少なくなるんですよ。
ごめんよ末っ子くん。
あんなに気を付けていたのに、やっぱりアルバム薄いよ。
「末っ子はアルバムが薄くなる問題」。なかなか手強い問題です。
そして、今頃になって気付く「あのときの母親の気持ち」の数々。なんて。
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