私の頭の中にある、このイメージをずーっと伝えたかったんです!
このように、ライフプランは木の幹になるものだと私は思っています。
ライフプランは木の幹にあたるもの
『ファイナンシャルプランナー』という名称も(FPと略しますが)雑誌やテレビでよく見かけるようにはなりましたが、個人で活動しているFPはまだまだ少なく、資格保持者の多くは保険屋さんや不動産屋さん、銀行、証券などの分野で働く方です。
そのため「(多種多様な)本業に添えて、FP資格も活かしている」状況が多く見られるので、一般の方には
- ライフプランって、保険を見直すためのものでしょ?
- ライフプランって、住宅ローンのシミュレーションに使うんでしょ?
というイメージを持たれていたり、
- あれにもこれにも使われて、結局ライフプランは何が分かるの?
という、結局ほわっとしたイメージのままだったりします。
個々の見直しは枝葉のようなもの
でも図に示したように、一般的に一番強くイメージを持たれている「保険の見直し」とか「住宅ローンの見積もり」などは、私が思うには“枝葉の部分”にあたります。
なので、本当は幹になる部分を先に考える必要があって、そこがまず、しっかりしていることが大切だと私は思っています。
枝葉だけを見ていても、全体がどうなっているのかまでは分からないということです。
幹になるライフプランはどうやって決めるのか
じゃあ、その幹になる部分はどうやって決めていくのかと考えると、図の通り、その木の根っこには、その方自身の夢や、価値観や、人生観があるわけです。
そこを根っこにして幹となるライフプランを考えます。
自分が「歩みたい人生になるように」お金の使い道を振り分けていく……。
ライフプランは、歩みたい人生を歩むための指針となるものです。
その上で、「何にいくら使うかな」と具体的な金額を計上していく段階で、保険や住宅ローンや教育費や…といった枝葉の部分につながっていきます。
私は保険を販売する資格は持っていませんが、ライフプランを作り上げていく中で、こういう視点で選ぶのはどうですか、という見直し方のアドバイスはできます。
でも最優先は、根っこにある価値観の部分を見つめること。
「どうありたいか」と「どうなりたいか」
ライフプランうんぬんに関わらず(いや、本心は興味持ってほしいですけど)自分に問いかけてみてほしいなぁと思います。
自分が、自分の人生の主人公です!