前回は「とりあえず医療費の領収書を溜める」ことをお伝えしました。
今回は前回に書ききれなかった我が家の体験談をご紹介します。
医療費10万円は多いの?少ないの?
医療費控除を受けられる基準になる10万円を超えるか、というラインについてですが。
我が家は夫婦+子ども3人の5人世帯ですが、普通に暮らしていて、年に数回風邪ひいて通院したぐらいではなかなか届かない金額です。
というのも、我が家の例。
ちょうど夫が歯科に通い出したので、思い付いたのです。
『私もいつか行かなきゃと思っていた歯医者さん。どうせなら同じ年に通った方が医療費控除が受けられるかも!』
わざと同じ年に医療費がかかるように集めてみた
そして、これまで育児に忙しいを理由に放置していた歯科に私も通ったのです。
さらに見て見ぬふりをしていた持病に向き合って受診し、毎日飲む薬を3ケ月毎に受け取ることに。
とにかく、去年は(わざと)医療費をまとめてみたのです。
『これで医療費控除の手続きも実際やれたら勉強になるなぁ。』
と企んだ訳ですが、実際計算してみると
86300円!!
いかないじゃん、10万円……。
10万円は普通に暮らしていたらなかなか届かない金額だった
歯はきれいになったし体は楽になったし、受診してよかったですが。
これはもう、何事もなく暮らしている分には10万はいかないんだな。
と実感した去年でした。
でもいつ、大きなケガや長引く病気で医療費がかかるか分かりませんからね。
とりあえずいつでも、領収書は取っておくクセを付けましょう。