小学校1年生からおこづかい教育を始めた双子娘の実録エピソードをシリーズで掲載しています。
ショッピングモールに出かけよう
夏休み。
帰省のお土産を買いがてら、退屈そうな子供達を連れ出そうかとショッピングモールに誘いました。
「じゃあおこづかい持って行こうっと!」
と張り切る子ども達。ショッピングモールが子ども達にとって魅力的なのは、お菓子だけじゃない「ゲームセンター」という素敵なおこづかいの使い道があるからです(笑)
ノリノリだった子供達。
でも、ふと気が付くと、無言でソファに寝転がり、小さな隙間から何やらおこづかい帳とにらめっこをしています。
おこづかいが足りない!?
そう。数日前、地区の夏祭りで、調子に乗っておこづかいを散財したんです(笑)
どれだけ熱~い視線を送っても、おこづかいの残金は増えません。
おこづかい帳を改めて確認して、私そんなに使ってたの?と自分で気が付いたようです。
結局なけなしの残金から100円だけ持って出発。
双子のもう片方は多少残金があったようで、200円を持って出発しました。
ゲームセンターでどうなった?
ゲームセンターでは、新しい絵が浮き出る砂場遊びがやりたくて3分で100円を使いました。
そのあとキャンディすくいに200円。
母親とすれば、200円でキャンディ買えばいっぱい買えるのになぁ・・・と思いつつ見守る。
きっとドキドキ感を買ったのでしょう。
でも結局、10分もしないうちに、手元に何の成果も残らずおこづかいだけが消えてしまいました。
「ゲームセンターっておもしろいけど、気を付けないとどんどんお金が消えちゃうね。」
と声をかけると、
「うん・・・」
もともと少なかった残金がまた減ってしまって、好きなお菓子も買えず、今日のショッピングモールはモヤモヤした気分で終わったようです。
我が家では、個人で買う好きなポケット菓子は「ウォンツ」としておこづかいから払うけれど、みんなで食べる袋菓子は「ニーズ」として生活費扱いになっています。
なので、おこづかいが無くなってもガリゾー君みたいに「おやつなーし!」ではないんですけどね。
(我が家はこんな感じのゆるいルールからおこづかいを実践しています。)
子どもが貯金を空っぽにして気付いたこと
「ちょっとガッカリだったかな?」と思いながら自宅へ帰ると、双子娘が何やら電卓を持ち出して、コソコソ相談しながらメモしてる・・・
そしてこのあと、ビックリする出来事がありました!
その話は次回【はじめてのおこづかい⑧】でお話しします!