その1はこちらから
Eテレ「ウワサの保護者会」~おこづかいは何のため?~感想の続きです。
祖父母からのおこづかいについて
私が一番気になった場面、FPmamaと考え方が違うかな、と思ったのは、祖父母からのおこづかいについて話し合われていた場面です。
画面の端には、すでに「金銭感覚を阻むもの?」とサブタイトルが付いています。
パネラーのママ達の会話はこのような感じ。
「いつの間にか子どものお財布に現金が増えている」
「数百円のおこづかいなのに、千円札が入っている時があり?おばあちゃん?と……。」
このような「不思議」現象に、おじいちゃんおばあちゃんを「魔法使いだ!」と。
皮肉のような、冗談のような、ヒヤヒヤする発言も飛び出しました。
番組では「キッパリ言うべき」
祖父母からの好意を感じるので、やめてと言っていいものか、とお困りのようでした。
このお悩みに対して、尾木ママはきっぱり伝えてやめさせるべしとお考えのようでした。
「私はこういう方針で育てているから、勝手に渡さず相談して下さい。」と、遠慮なくガッと言わないとダメ。孫に対してものすごく想いが強いんだから。
とおっしゃっていました。
番組を見た感想と私の意見
色々な考え方があります。
どっちが正しい、間違ってるというのではなく、私はこう考えますという感想です。
“子どもの財布にいつの間にか現金が増えている”
そもそもなぜ、子どもは祖父母からもらったおこづかいを「隠す」のでしょうか?
2つ原因が考えられます。
ママが、子どもが祖父母からおこづかいをもらったことに対して、
1.「もう!またもらったの?」→子どもを責めている。
2.「あらいやだ!また勝手におこづかいを渡して・・・。」→子どもに向かって祖父母を責めている。
どちらも、子どもはおこづかいを受け取ることに「罪悪感」を覚えます。本当はうれしいのに。
だから隠します。本当はうれしいのに(2回目)。
孫をかわいがってくれる気持ち、本当に迷惑ですか?
祖父母からのおこづかい、迷惑に感じますか?
おじいちゃんおばあちゃんは、孫がかわいくてしょうがないんです。
それぐらい孫をかわいく思ってくれるって、ママも本当はうれしいはず。
そして、お金をもらえるんです。お金もらえるんですよ?
素直な気持ちで考えたらうれしくない訳ないと私は思います(笑)。
ということで、祖父母からのおこづかい、どうする問題。
私ならこう考える、は以下です。
ありがたく受け取って、感謝して、お礼する
「貰ったらママに言うんだよ。」と日ごろから子どもに伝えておく。
子どもがママに「おこづかいもらった。」と報告したら、
「よかったね!ありがとうって、ちゃんと言った?」
ママの返事はこれだけでOKだと思います。あとは「大事に使いなよ~。」ぐらいかな?
そして、折を見て
「子どもにおこづかいを頂いたみたいで、ありがとうございます~。」
とかわいく祖父母にもお礼を言う。
祖父母も
「いいのよ~。何買ってあげていいか分からなくて~。」
みたいな返事を返すでしょう。
祖父母から見ても、子ども経由で親までちゃんと好意が伝わったな、とうれしくなります。
みんなうれしい。
みんなニコニコ。
円満家族。
いくらなんでももらいすぎ、の時は子どもと相談して、おこづかいから敬老の日に贈り物をするとか、お出かけの時におみやげを選ぶとか、祖父母にやめてって伝えるマイナスの作用じゃなくて、なにかプラスの作用で気持ちを伝えられたらステキじゃないかな、と思います!
FPmama Friendsでは、おこづかいとの上手な付き合い方もレクチャーしています!
公式HPにも、ママ達の気になる情報をたくさん載せているので、ぜひ覗いてみてください。
その①はこちらから