ワンオペ育児『母子カプセル』化しないために考えたいこと

ライフプラン
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『母子カプセル』という言葉を知っていますか?
過剰に密着している母子関係を指す言葉です。

【2023年追記】現在では「ワンオペ育児」という言葉も出てきました。

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ワンオペ育児・母子カプセルの危険性

母子カプセル、で検索してみてください。色々出てきます。

↓このページの説明は特に、仕事を辞めて家庭にいる身としては、すごく「そうなってしまう気持ち」が分かるというか。

『母子カプセルと母親の孤立によって起きる虐待問題』
【2023年追記】残念ながらリンク先が削除されていました。

上記リンクのページから、以下引用させて頂きます。
———–
特に専業主婦の母親にとって、子どもの進歩が自分の存在意識、存在証明になってしまいがちです。

子どものためと称し、乳幼児期から習い事をはじめ、親の側が夢中になる現象も少なくありません。

自分の競争心を満足させるために、子どもの将来を選んでしまうことすらあります。

つまり、子どもの達成度が、自分自身の上げた成果として、自己評価の対象となっているという状態です。

———–<引用終わり>

他人事ではないと感じて、ドキッとします。

置いてきた夢を子どもに向けるのは危険

私のように、また私と同じように、仕事を辞めて家庭にいながら日中も子育てを担っているお母さん。

仕事を辞めたことで、自己実現の手段を突然失った感覚がありますよね。
むくむくと顔を出さないように、心の底に押し込めている気持ちです。

それでもまた「別の方法で」とか「時間を空けてから」と、もう一度「自分の夢を追いかける勇気」を持てたらいいなと思うのですが(ライフプラン相談は、ここを後押しできると思っています。)、

封じ込めた気持ちのはけ口が、子どもに向かうと危険だなと。
私も気を付けようと思っているところです。

ライフプランによって時間軸を考える

赤ちゃんと1日中向き合っていた頃は、この感覚が一生続くような、終わりのない長いトンネルのように感じましたが、そんなことはありません。

ライフプラン表の第一歩でもあるのですが、息詰まった日々が延々続くように感じる人は、まずは自分と子どもの年齢を並べて書き出してみてください。

子どもが小学生になるとき、お母さんは何歳ですか?
子どもが高校生になるとき、お母さんは何歳ですか?

紙に書いて眺めてみると、お母さん自身の人生だってまだまだ長い。
だから自分の思うように、やってみたいように挑戦できる時間は、将来またやってきます。

母親も自分の夢を持つべし

その時のために、お母さんも今からまた「将来の夢」を見ませんか。

置いてきた”自己実現”を拾いにいくのです。
同じ道の続きでもいいし、過去に縁がなかった新しい道に挑戦してもいい。

家庭にいるお母さんこそ、自分が主語の夢を描きましょう。

”自分が主語の”夢。ですよ?

「私の夢は、この子が〇〇になることです」
これって、主語が途中でねじれて、子どもになってますよね。

この意識のままずーっと月日が経ってしまったら。
つまり『母子カプセル』状態ですよね。

引用にあるように、もし子どもの達成度を自己評価の対象にしていたら、「作品作り」のような子育てになってしまいます。

子どもの夢は、子ども本人が見るもの。
子どもは子供で、育ちたいようにのびのび育つのがいい。

ライフプラン=お母さんの自立
おこづかい教育=子どもの自立

この2本柱が私の活動テーマなのは、こういった理由から考えていることです。
夢にワクワクしてるお母さん、子どもから見てもカッコイイと思います。

お母さんだって背中で語っていいじゃない!

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