マイナンバーについて、ひとときニュースでも頻繁に取り上げられていましたが、最近はほとんど聞かれなくなりましたね。
静岡市内では、「えっ!住民票がコンビニで取れるの?!」というチラシが回覧板で回ってきたり、バスの中吊り広告(吊ってないけど何て言うんだろう)などでも見かけるようになりました。
これは、マイナンバーカード(電子カード)の便利さをPRしているものです。
皆さんは、マイナンバー通知カード(紙)と申請書が秋頃~年末にかけて届きましたが、その後どうしましたか?
いいのか悪いのか、これから定着するのか混乱のまま流行らなくなるのか(2000円札!?)、
……って、いやいや。そもそもよく分からないし開封しないまま置いてある。
という方もいらっしゃるかもしれません。
静岡市では、今年の1月18日から「証明書コンビニ交付サービス」が始まりました。
※このサービスは住んでいる市区町村でサービス開始日や手数料が異なります。
静岡市のHPでも、「戸籍の証明書については、本籍地が静岡市の方のみが利用可能です。」と案内されていたりするので、利用には自分の本籍地でのサービスも確認する必要があります。
ということでマイナンバーについて、どうしたらいいんだー!を説明したいと思います。
まず、秋頃から届いたマイナンバー通知カードと申請書ですが、受け取りがまだの方は受け取っておいた方がいいと思います。
マイナンバーはすでに全員に割り振られており、通知カードの受け取りを拒否しても個人番号はすでについています。
職場から個人番号を聞かれたりもします。
分からない、となると職場の方も「分からない扱いの人」として、やらなければならない事務作業が増えますので、嫌がられます。
不安な気持ちから、何となく通知カードの受け取りを拒否している方は、まずは受け取りましょう。
送られてきた封筒の中に入っている申請書を提出すると、(後日交付通知書が郵送され、それ+本人確認書類を持って……の手続きを済ませて)顔写真入り電子証明書(プラスチックカード)を作製してもらえます。
今のところ無料です。
この電子証明書を作るかどうかは、任意です。
電子証明書を持つのと持たないのでどう違うかというと、電子証明書があると、身分証明をこれ1枚でできるということです。
区役所などで住民票などをもらう手続きをするとき、これからは窓口でマイナンバーが必要になります。
電子証明書があれば、それを提出するだけでOKです。
紙の通知カードの人は、それを持っていくことと、一緒に身分証明できるもの(免許証など)を提出する必要があります。
2つ提出するのが面倒でない人は、今のところ紙の通知カードのまま持っていても大丈夫です。
で、冒頭のコンビニサービスなどは、電子証明書があれば受けられるサービスです。
朝6:30~夜11:00まで、年末年始を除く土日も受け取れます。
平日昼間に動きづらい人には確かに便利ですね。
この辺も、電子カードを作るかどうかの判断材料かもしれません。
ただ、静岡市のチラシにも書いてありました、注意事項として、
「カードや証明書の取り忘れにはご注意ください」
うっかりマルチコピー機に置き忘れてきたら怖すぎます。
くれぐれも注意が必要です。
また、このような便利なサービスは、例えばこのカードを他人に盗られ暗証番号が知られたら、逆に言えば本人でなくてもコンビニから住民票でも戸籍謄本でも取れちゃうということです。
なので、電子カードを作ったらカードの扱いには十分気を付けることが大切です。
ということで。
そのあたりのメリットやデメリットから、通知カード(紙)を電子証明書にするかどうかは今のところ任意なので「今はまだ紙の通知カードのままでいいや」っていう方は、そのまま持っていても大丈夫です。
不便だったり、電子証明書作製をいついつから有料にしますとか状況が変わった時に、どうしようかまた考えてください。
ただあと1つ、健康保険証をマイナンバーの電子カードに一体化する案が出ているようです。
本当にそうなったら、その時は電子カードにせざるを得なくなりますので、紙の通知カードのまましばらく置いておこうという方は、市の広報やニュースから状況を確認するようにしてください。