毎日使うキッチンは「機能性」と「オシャレ」をどちらも兼ね備えた、心地よい空間にしていたいなぁと思っています。
長く使える、“しっかりしたもの”にこだわって選んだ水切りかご。
料理家の栗原はるみさんのプロデュースのスライド水切りカゴがとても使い勝手がいいのでご紹介します。
我が家はこんな感じで使っています!
我が家は普段、夫婦+子ども×3人+義母の6人で生活をしています。
洗い物の量も、なかなか多いです。
けれど、だからといって常に大きいカゴが必要かというと、使わない時には場所を取るし邪魔になります。
栗原さんの水切りカゴが便利なのは、スライドしてサイズが変わるところ。
洗い物の量に合わせて、カゴの大きさを調節できます。
最大限に広げて使うと、こんな感じです。
夕食の片付けから、ついでに出された昼のお弁当箱まで、一気に洗っても平気です。まだ余裕があります。
我が家は来客も多く、親せきが集まって食事をすることがあると15人分ぐらいの洗い物があったりします。
人が集まる田舎暮らしにはとても役立っています。
ガッシリした作りの安定感。お皿が大量でも不安なし!
こんなにお皿を載せて大丈夫?と思われるかもしれませんが、全然グラグラしないし安定感があります。
なんなら30㎝のフライパンとか、鍋とか、田舎ならではの特大ボウルみたいなものをどーんと干しても、今のところ本体がひっくり返ったことはありません(2024年7月現在4年愛用してます)。
100円ショップで売っているようなプラカゴとは全然違うし、ホームセンターなど数千円で売っているラックよりもしっかりした作りです。
ネットで買って、届いたときにはラック本体の重さに驚きました。
それぐらいどっしりとしています。
脚には写真のような滑り止めが付いているので、滑ることもありません。
ちなみに、これを置いたスペースですが、シンク横の場所は、最初からこのラックを置く前提で設計してもらい幅22㎝にしました。
ちょうどぴったり置けて、水はシンク内に落ちる幅です。
公式サイトによると、奥行きについてはシンクを渡す脚は57cm、本体の奥行きは59.5cmとなっています。
水受けに水が溜まらないので、捨てる手間なし
細かい使い勝手を紹介します。
まず水受けの部分ですが、水受けは斜面になっていて勝手に水が落ちるので、水受けにたまった水を捨てるという作業がありません。
これは楽ちんポイントです。そして衛生的にも◎。
気になるところは、水垢のウロコ模様が残ってしまうこと。
こまめに水滴を拭けばいいのでしょうが、なかなかサボってしまいます。
あとは、流れ出す中央部分の裏側にぬめりが付きやすいので、ときどきチェックして洗っています。
水受けトレーは「ガッシリしたステンレス板」という感じなので、ペコペコしない安定感があります。
大きいので掃除するときには狭いシンクだと回しづらいのと、板の縁でケガをしないように気を付けて扱いたい感じです。
別売りの付属品もセットで買いました。使い勝手は?
カトラリーメッシュラック
まずはカトラリーメッシュラックです。
置き型と違って大きいカレー用のスプーンなどを立てても倒れたりしないので安定しています。
またメッシュが網じゃなくてパンチ穴なので、掃除しやすくていいです。
グラスも置けるフリーラック
そしてフリーラックです。
これがとても便利!
例えば菜箸やお玉など、長いものを干すのにも使えるし、お弁当用品のピックや、水筒のパッキンなど、細々したものを干すのにも使えます。
特に細々したもの。
このフリーラックは細かめの網目なので、下に落ちません。
以前使っていた水切りカゴでは、大きい洗い物に紛れて底の方で濡れたままだったり、お弁当のピックなどは隙間から水受けトレーにまで落ちていてがっかりしたりしました。
このフリーラックなら安心です。
公式サイトにはグラスも置けると書いてありますが、確かに置いても大丈夫な安定感はありますが、私は、普段はグラスより細々したものと長いものに重宝してます。
まな板ラック
最後にまな板ラックです。
これは、私は場所を取るので最初の頃は使っていなかったのですが。
水切りカゴから垂れる水が流し台のサイドの木にかかって濡れてしまうので、
カビ防止に少し隙間を空けようと考えて、まな板ラックを使うようになりました。
どういうことかというと、
このようにまな板ラックを挟んだことで、
お皿から垂れる水は水受けトレーの斜面の途中から流れるようにしたのです。
良いところばかり?気になる部分はないの?
ほぼほぼ大満足に使っていますが、1つ気になる部分があります。
それがこの、底の端の部分です。
底の網がほんの少し手前で終わっている、それだけのことなのですが、
このようにちょうど、お皿が滑って落ちることがあります。
伏せたお椀などに斜めに立てかけて置いた皿が、うっかりツルンッと、この隙間から落ちてしまいます。
私は3度ほどやりました。幸いお皿は割れませんでしたがドキッとしました。
小皿だけでなく結構大きめの皿も吸い込まれるので、ここだけ改善してもらえたらなぁと思いますが、皿を立てかける向きを変えるとか、下の網目に挟んで立てるとか工夫すれば防ぐことができます。
気になるのはそれぐらいです。
水切りカゴの使い勝手がいいので作業がはかどります。
そして愛用して長く使っても壊れずに長年使えそうなぐらいしっかりした作りが気に入っています。
【追記】2023.4現在、購入して3年以上になりますが安定して使い続けています!
丈夫でお手入れもしやすく、重たいお鍋やフライパンもばっちり干せて、今のところ文句なしです!
2024年7月現在、我が家のキッチンに最初から備え付けだったかのように馴染んでいます。
ステンレスだから全然劣化しないし、ずっとこのまま使い続けるんじゃないかなぁ。便利すぎ!
おすすめしたい水切りカゴのご紹介でした。