あの人すごいなと尊敬する人が、私は何人もいるのですが。
あの人のように格好良くなりたいと思う気持ちはあるけれど、ここで難しいなぁと思うのは、
「かといってその人と全く同じことをしても私はあの人にはなれない」ということ。
“あの人”には、あの人にしか歩めない歴史があって、今に至っているわけで。
私がその人の真似をしても、何のすごさも格好良さもないわけです。
そのことをよくよく考えてみると、私が格好良いと思って尊敬している人達は、
みんな同じことをやっているわけではない、ということに気付きます。
本当に見事なぐらい、やっていることはバラバラです。
そこで思う疑問。やっていることはバラバラなのに、どうしてみんな格好良いのだろう?
そう考えてみたら、尊敬される人達に共通する理由が見えてきました。
尊敬される人達はみんな、「自分の考え」を持っている
私が『わぁーこの人、尊敬するなぁ。』と思う人達に共通する格好良さの理由は、
「自分の考えを持っていること」。
それぞれの立場で、それぞれの思うこと・やるべきこと・大切にしていることを
体現しているから格好良い。
そういう人の話は、自分と違う考えであっても聞いていておもしろいです。
自分では気付かない考えもあるし、なるほどーと感心してしまって、
ずっと話を聞いていたくなります。ワクワクします。
自分の考えがある人は主役を張れる
で、そんな私は大河ドラマが大好きなのですが。
戦国武将や維新志士がみんな格好良いのは、
やっぱり「自分の考えを持っているから」だと思うのです。
だから、どっちの立場が良い悪いとかなく、みんな格好良いし、
悪役で描かれてた人が次の年には主役になってクローズアップされたりもします。
西郷さんは西郷さんらしくて、正助さんは正助さんらしいから、どっちも格好良いんですね。
大河じゃないけど、ワンピースだってルフィが10人居てもつまんないですよね。
尊敬する人を羨むことより「自分はどうするか」
憧れの“あの人”を羨んでその姿を追いかけても、それだけで自分が変わることはありません。
自分が変わりたいと思ったら、
「だったら、自分はどうするの?」
最後は自分に問うしかない。
自分が大切にしたいと思う“生き方”を自分で見つけるしかないということです。
それは、「ワンピースで言ったら誰を目指す?」ではダメなんです
(好きなキャラはいていいと思うんですけど)。
誰かを目指すんじゃなくて、自分はどう在りたいか。本当にそれだけだと思います。
まとめ:やるべきは「自分の考えを追求すること」
尊敬するあの人のように なりたいと思ったら、
やるべきことは「あの人の真似をすること」ではなくて、「自分の考えを追求すること」。
逆にそうすることでしか、尊敬する“あの人”のようにはなれないと私は考えています。