性格の「良い・悪い」は「合う・合わない」だけかもしれない

私の人生観
この記事は約3分で読めます。

通いだして、かれこれ1年になるフィットネス教室での話です。

フィットネス教室という名前ですが、内容はエアロビクスのような筋トレ要素を取り入れながら音楽に合わせて踊っている感じ。

ビリーズブートキャンプのお気楽版のような感じかな。

スポンサーリンク

とあるマダムのお話

市の教室なので、20代~60代?70代?ぐらい、かなり幅広い方が参加されている教室です。

ある私よりだいぶ年上の方ですが、1期前の終わり頃(1年間3期あります)、私にこんなことを話してこられました。

「あそこに今、見学に来ている人いるでしょう?

知り合いなんだけど、私、苦手なのよー。

別のサークルで一緒なんだけど、なんだか変わった人でね。

だから私、あの人は誘わないで、この教室に応募したの。

きっと私がこの教室に参加してるって、どこかで聞いて来たのね。

来期から受講するつもりなのかしら。ああ~嫌だわ。」

見学に来られていた方を見てみると、話しかけられた方と同年代と思われる方でした。

そう言われても、私にどう関係するわけでもなく。そのときは「大変だなぁ~年取っても、仲間外れとかあるのか~。」と思ったぐらいのことでした。

でも、この出来事で、私はきっと無意識に「あの人は変な人」とインプットしたんだと思います。

マダムに変な人と言われていたマダム

変だと言われたその方は、そのまま次期から参加し始めました。

嫌だと言っていた方は、その方と距離を取るように、体育館の端と端になるようにポジションを取って参加していました。

私がいつも踊っている?場所は、変だと言われていた方に近いところです。

それから数週間が経ちました。

「変」なはずのその方は……。

初めの方こそ、ひとりで参加していましたが、そのうち周りの同世代の方達と打ち解けて、毎週、ニコニコ楽しそうに踊るようになりました。

そんな顔を見ていたら。

いつの間にか私の中に、今度は「変なのよ。」と言っていた方が「あの人、人の悪口を言ったりして、気の強い威張った人だな。」という印象に見えてきたのです。

人が人を判断するって、そういうこと

そうなんです。

人が人を判断するって、結局そんなもん。

人に持つ印象や感情は、なんとテキトーなものかと。

どっちの人も見たら、どっちが「良い・悪い」じゃなくて「合わなかった」だけだということに気付きました。

そして私が、無意識のうちに色んな“決めつけ”をしていることにも気付きました。

改めて、周りの噂や、片方だけの言い分で物事を判断しないように気を付けないとダメだなーと思った出来事でした。

性格が違えば、合う・合わないは当然ある。

でもそれは、良い・悪いとは別問題ということ。

今ではどっちの方もそれぞれ楽しそうに踊っているので、そりゃそれで、めでたしだなーと、私は私で踊りながら(笑)、そんなことを思いました。

色々な場面でも決めつけているのは自分で、事実はまた別のところにあったりするのかもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました