マイナス金利ってなに?銀行の預金はタンス預金にした方がいいの?

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日銀がマイナス金利導入を発表してから、世の中のニュースがなんだか慌ただしくて、株価がどうなったとか国債の長期利回りがマイナスになったとか、ムズカシイ言葉が飛び交ってますけど、結局、一般人の私達はどうすればいいんだー!!

と、私も含め思っている方も多いはず。今回はマイナス金利とは、について調べました。

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銀行の預金にマイナスの金利が付くわけではない

普段銀行に預けているお金がマイナス金利になったら……銀行にお金を預かってもらって(銀行に貸して)こっちが利息を払うというややこしい事態になります。

利息を払わなきゃならないなら、タンスに移した方がいいの!?とビックリされた方もいるかもしれませんが、いえいえ大丈夫です。ひとまずそんなことにはなりません。

なので、預けてあるお金を急いで全部下ろさなきゃとか、それは考えなくても大丈夫です。

金利がさらにゼロに近づく

ただ、金利が今後さらに0に近づくのはあると思います。(2016年2月時点の記事です)

このあいだまで金利0.03%%だったのが静岡銀行で普通、定期とも0.02%、ゆうちょ銀行で普通0.02%、定期が0.025%・・・といった感じで、下ろさなくていいけど、置いておいてもしょうがないぐらい金利がつかない状況です。

(2016年2月時点の記事です)

すでにATMで1回お金下ろすだけで、手数料で軽く利息を超えたりするので、家計への影響としては実質マイナス金利状態ですよね、すでに。

防犯上の理由しか銀行に預かってもらうメリットはないかもしれません。

資産運用の勉強をしよう

とりあえずまとまったお金はワカラナイから定期へ置いている、という方は、資産運用とか、そっちのアンテナを立てて勉強してみるいい機会です。

どうして資産運用が大事なのでしょうか。

背景にある物価上昇率の目標

マイナス金利導入の背景に、物価上昇率2%っていう目標があります。
そうすると経済が安定するのだそうです。

でも今まだそうなっていないから、2%に近づけるためのマイナス金利政策ということのようです。

国としては、物価上昇率を2%にしようとしています。
でも、私達の預金は銀行に預けていても2%も増えていかないです。

ということは。

ただ銀行に置いておくと「お金の価値が目減りする」状態なんです。

銀行預金はお金の価値が目減りする

お金の価値が目減りするというのは、1000円で買えた食品や日用品が、将来的に同じ1000円で同じ量を買えなくなるという意味です。

なので、物価上昇率に負けない為に、資産運用という考えがポイントになる訳ですね。

資産運用=マネーゲームではないです。大儲けからの転落人生・・・なんか怖い。みたいなイメージはないですか?

ガツガツしない資産運用の方法もちゃんとあるんです。
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マイナス金利は住宅購入に追い風

それから、住宅購入を検討しているご家庭にはマイナス金利導入は追い風です。

住宅ローン金利もしばらく低いまま推移すると見られています。
NHKさんにもニュースが出ていました。

マイナス金利導入決定から2週間 思惑と逆の動きも
※リンク先の記事が削除されていました。

私達にできることは2つ。
①ひとまず落ち着いてニュースを見守る。
②資産運用ってなんだろう。って、今のうちに少し興味を持って調べる。ですね!

★こちらの記事でマイナス金利について詳しく説明しました!

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