さて、今年こそは!と気合いで始める家計簿は途中で苦しくなってきます。
根性で乗り切る方法もあるけれど、ずーっと根性出すのはしんどいですから。
無理なく続けられた方がいいですよね。
家計簿が続かない理由
いつも家計簿が続かない理由はどこにありますか?
- 毎日書くことが苦痛だ。
- 細かい計算が面倒だ。
- レシートを受け取るのを忘れてしまう。
- 書いても後で見ることはないし、書く意味がない。
- 書いていなくても、これまで困ったことがない。
書き続けることを最優先の目的にすれば、毎日書くことも、細かく計算することも、諦めたっていいのです。
では、条件をゆるゆるにする為に、具体的にどんな方法があるでしょうか。
家計簿のルールを緩くする方法
1.日付が前後してもいいようにする。
毎日書くことが苦痛な方は、レシートを空き箱などに保管して、数日分をまとめて記入してもいいルールを作りましょう。
この時に、レシートを日付順に並べ変えなければならないのは手間がかかり苦痛です。
ですので、1ヶ月分の支出が分かればOKと割り切って、日付が前後しても気にしないようにします。
下の図を見てください。
本屋さんに行くと色んな種類の家計簿が並んでいますが、このパターンの家計簿を選んでしまうと……
お分かり頂けるでしょうか。
このパターンの家計簿は、同じ日ごとに費目に分けなければいけないし、ある費目だけ2行3行使って飛ばすパターンが出てくるので、日付が前後すると書けないのです。
どうしてもレシートを日付順に並び替えて、古い順に書いていくことになります。
毎日書ける方には見やすくていいのですが、レシートが溜まると書くのがちょっと嫌になりますよね。
少しの違いですが、毎日書けない方は断然、こっちのパターンが続けやすいです。
次の2.にも関わるのですが、こっちのパターンでかつ費目名がフリーの家計簿がゆるゆると続けるには私は一番オススメです。
2.費目の分類を行動パターンに合わせる。
家計簿の費目分けでは通常、食費、日用品、衣服、……と「何に使うものか」で分けます。
続かない方にオススメしたいのは、「どこで買うか」で分ける方法です。
ドラッグストアで牛乳も日用品もまとめて買う方は、そのまま全部、「生活費」。
レシートからいちいち、費目別に品物を抜き出して計算する手間を省けます。
「ドラッグストア」「コンビニ」「外食」などレシートの合計だけ書き写せる費目分けにするのもおすすめです。
ご自身の行動パターンに合わせて、レシートをまるごと書き写せるように費目分けを工夫してみましょう。
以前「ともえ」でご紹介したこちらの記事も参考にされてください!
特に計算が面倒だと感じる方は、パソコンのソフトで管理するのもオススメです。
次回はオススメの家計簿ソフトについて書きたいと思います。