【金銭教育】おこづかいをあるだけ使う子どもに貯金と予算を教える方法

おこづかい教育
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先週末は、地元の秋祭りがありました。

夏は夏でお祭りシーズンですが、
秋は秋で神社のお神輿だったり学校のバザーだったりと、お祭りが続きます。

子ども達は、七夕まつりのような街を挙げて盛り上がる大きなお祭りも好きですが、
地元の小さなお祭りも大好きです。

理由はカンタン。1つ1つの出店が安いから。
同じヨーヨー釣りや綿菓子も大きいお祭りでは1個300円とか500円とかしますよね。

地元のお祭りなら50円です。

なので、おこづかい生活の我が子達は、
地元のお祭りの日はめちゃくちゃ張り切っています(笑)。

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同じものでも値段に差がある

このように、子どもが同じものでも値段に差があることに気が付いたのは、
おこづかい生活のおかげです。

値段に関心がなければ、どちらのお祭りでも「ママ買って~」と言うのだろうし、
そんな場面では、私が「今日は高いからダメ」なんて大人の事情で返事をするのでしょう。

それよりも、使い途を任されたおこづかいの範囲で、
自分で「高っっ!」って思う方が、より実感が湧くものだろうと思います。

末っ子くんが、ついに「貯めること」を覚えました
末っ子くんは「貯める」を覚えた!レベルが1あがった!みたいな感じです。

プラレール購入を目標に大きい金額のお金を専用で貯めたことはあったけれど、

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毎月のおこづかいに関しては、基本「もらったらすぐ使う」タイプでした。
いつも月末には残高1ケタです
(2円とか。むしろよくそんな上手くギリギリ買うなぁと感心します)。

末:「ママ~、アイス買いたい。」
私:「今2円しかないじゃん。」
末:「あーそうだった。次のおこづかいまであと何日だっけ?」
私:「13日。」
末:「長っっ!!」

というやり取りが毎月のように。

でも、これで納得して、ちゃんと月末まで我慢するんですよね。
買って買ってと駄々こねしないのが、おこづかいのすごいところでもあります。

ところが先月はたまたま買い物についてきたりといったチャンスが少なく、
月額の300円のおこづかいのうち、140円しか使わなかったのです。

そして、今月。おこづかいをもらって、貯金箱を開けて一言。

末:「……ママ、なんか100円玉がいっぱいある!……なんで?」
私:「なんでって、あんまり買わなかったからじゃないの?」

そして、『そうだっけ?』とおこづかい帳をチェックする末っ子くん。

末:「ほんとだ!一回しか買ってない。お金がいっぱいになった!」
私:「そうだよ、買わなかったらお金がいっぱいになったんだよ。」
末:「ふーん……。よーし!もっと増やそーっと!」

こんな感じで、貯めるとはどうすることか、小さい頭なりに理解した様子でした。

※貯めるばかりが良い訳ではありません。
FPmamaのおこづかい教室では、貯める力と同じくらい、
「使う力」の大切さを教えています。
大切なのは、「貯める」と「使う」のバランス。
それが「金銭感覚」ということです。

このように、おこづかいを任せた最初はお金をあるだけ使うタイプの子でも、
しばらくすれば「貯めたら高いものが買える。」と、何かのきっかけで気が付きます。

大事なのは、親がお金が無いのを見かねてルール外の補充をしないことです。

使えばなくなる。なければ買えない。

このことを身をもって知れば、子どもは自然と貯めることを試そうとすると分かりました。

おこづかいに慣れてくれば、予算を考えて使うようになる

お姉ちゃん達はもうおこづかいは4年目になりますから、扱いにも慣れた様子。

先日すごいなーと思ったのは、
月初めにカレンダーを見に来て、今月の予定を確認したことです。

「今月はお祭り2回とお出かけが1回あるのか。」
などと言いながら、どのイベントでいくら使おうかと、金額を自分で配分していました。

これ自分でやらないと、自分が困りますから(笑)。

この行動って、つまり「先のイベントを予測して、予算を決めている」ってことですよね。

扱うお金の大きさはまだまだ小さい金額ですが、
予算という考え方がいつの間にか自然と身に付いていて、親のこちらが驚きました。

大人の家計管理でも、予算って大事な考え方ですよね。

それがどういう意味かを言葉で教えるより、
おこづかい制で買い物をしていれば感覚的に掴むことができます

末っ子くんのエピソードも同じで、貯めろと私が教えなくても、
貯めるとはどういうことなのかを感覚的に掴む経験をしています。

おこづかい=「自立力」

であることを、改めて実感するこの頃です。

予算を考えなさいと言わず、信じて任せることが今回お伝えしたいポイントです。
困れば、そのうち自分で気が付きます。うちの場合はそうでした。

まつりとおこづかい

おこづかい帳を自分で書くことに挑戦中の末っ子くん。
多少の字の間違いは、突っ込まず放置
(嫌にならないように、おこづかい帳は続けることが第一)。
おもちゃは、お祭りの戦利品です。

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