双子娘のおこづかい教育についてシリーズでレポートを上げています。
夏にこんな記事を書きましたが・・・

ラジオ体操、用事がなきゃもちろんフル参加でしょう、ということですっかり忘れていましたが、先日子ども会より双子娘にそれぞれ2000円のQUOカードがもらえました。
不意に貰えた2000円をどうする?
小学校1年生、おこづかいが月300円の娘達にとって2000円はかなりの大金です。
さて、どうしましょう。私も対応に困りました。
とりあえずQUOカードのまま渡すのでは、コンビニぐらいしか使う時がないので、ジュース・アイス・お菓子・・・ぐだぐだ~と目的なく消費して終わりそうだったので、現金に両替してあげることにしました。
両替してみたところで・・・さて、そのまま持たせていいものか。
月300円なのに2000円もらえる破壊力
私の正直な気持ち、春から月300円(たまにイベントでボーナスも出してましたが)のおこづかいを自分達で考えて使うようになり、やっと軌道に乗り始めたところだったので、何というか、そこに「2000円の収入」っていうのが相当の破壊力があるように思えちゃって……。
コツコツ貯めることをアホらしいわと感じてほしくない……とか、
お金って簡単に手に入るんだって思ってほしくない……とか、
Eテレ、ウワサの保護者会の記事でも書きました、祖父母からのおこづかいで金銭感覚が崩壊するんじゃ、みたいな話がありましたが、

やっぱり実際その立場の親になると、そう感じるよなぁ~って実感。
夫婦で話し合った結論
夫にもどう思う?と相談して。
結果、大きい収入も、子どもに任せて様子を見てみよう。
ということになりました。
そう決めた背景には、双子娘の誕生日がクリスマスに被っていて、プレゼントが「サンタさんから」しか届かないという要因もあります。
娘が「みんな誕生日に好きなおもちゃ買ってもらっている。うちは好きなもの選べるチャンスがない。」と訴えてきていたので、祖父母からの1000円単位のおこづかいも子どもに任せてみることで、貯めておもちゃを買えるチャンスを作ってもいいかもね、との結論になったのです。
実際2000円を渡してみると?
子ども達に、「子ども会からラジオ体操のQUOカードを……」から分かるように説明し、「……ということで2000円ずつもらえたけど、どうする?」と尋ねました。
すると少し考えてから、なんと子どもの方から
「2000円は貯金箱に入れるのに多すぎると思うから、1000円だけ入れて、あと1000円は銀行に預ける。」
と返事がありました。
そんな返事が返ってくるとは思っていませんでした。
子どもって何か、すごいね。
私が悩んで決めなくたって、本人に聞いてみればいいだけだった、って、その時すごーく思って。
そして心がちょっと軽くなりました。
大きな買い物も自分で決めるようになった
それから3日後。
学校から冬休みの工作キットの申し込み封筒を持って帰ってきました。
「何か買いたい。」というので、
「夏休みは初めてだし買ってあげたけど、こんなに何回もあるなら毎回は無理だよ。おこづかいで自分で買って?」と返事をしたら、
そうだ、ラジオ体操の1000円があった!と思ったらしく、2人で楽しそうに相談しながら散々吟味して、自分で申込封筒に書いてお金を入れて持っていきました。
それぞれ、はたおり機とプラネタリウムのキットを買ったようです。
以前の私だったら、「いーよそんなもの買わなくたって!!」って絶対言ってたな(笑)
ラジオ体操の頑張りが回りまわって、はたおり機とプラネタリウムになりました。
もうすぐお年玉の季節ですね。
大きな収入、子供と話し合いたいですね。
