【田舎の子育てあるある】学校が遠い!長くて心配な山道通学路の安全対策3つのポイント

通学路の安全対策 田舎の子育て
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田舎暮らしと子育て“あるある”。それは「小学校が遠い!」です。
私自身も福井県の田舎育ち。毎日2.2㎞の距離を歩いていました。

我が子も今、山道を含む2.5kmの距離を歩いています
雨の日は車で送ることもありますが、基本、自分で歩くように言っています。

引っ越してくる前は小学校の放送が聞こえる距離(300mぐらい?)に
住んでいたので、なかなか大変です。

長距離の通学路は心配もありますが、子どもを信じて任せたい部分もあるので
(こっちに住んでいる子はみんなそうなのだから、我が子だってできる!みたいな)、

私が実践している通学路の安全対策を3つお伝えします。

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通学路の安全対策① 初登校までに一緒に歩いてみる

私が最初にやったのは、初登校の日までに小学校まで一緒に歩いてみることです。
これは田舎に限らずだと思いますが……。

まずは歩いてみて、危ない場所を一緒に確認しました。

山道を横切る信号のない横断歩道は、下り坂の車がスピードを上げて走ってくるから
目だけじゃなくて、耳で車の音もよく聞いて渡ること。

茂みの深い路地のカーブは車から見えづらいことなどを伝えました。

また、後から確認しておけばよかったと気付いたのは時間帯による日陰のでき方です。
遠いから、夏などは酷なぐらい暑いのです。

何か用事のついでに車で走りながらでも、確認しておくと安心です。

私は山道がきつそうだと思っていましたが、案外、山道は日陰で涼しく、
登り切ってからの田んぼ道が日を遮るものがなく、暑くて大変だと子どもが言いました。

通学路の安全対策② 触ったら危ないものを教える

子どもにずっと付いているわけにはいかないので、触ったら危ないものを教えています。

これは野山で思いっきり遊んでほしいので、
通学に限らず、常日頃から機会があれば伝えるようにしています。

例えば生き物なら、スマホで画像を見せながらマムシの特徴を教えました。
通学路の途中で、普通に日向ぼっこをしているのです。

じっと体を乾かしていることもあるので、
死んでると思っても棒でつついたりしたらダメと教えました。

あとはスズメバチの巣にちょっかいを出すなとか
(私が子どもの頃、男の子たちが巣に石を投げたりしていたので)、

イノシシを見かけた場合などを教えました
(私の実家はクマもいましたが、東伊豆では聞いたことがありません)。

動物以外にも、ウルシの葉っぱとか、動物除けの電気柵のことなどを教えました。
今後も思い付いたら伝えていこうと思います。

通学路の安全対策③ すれ違う人に100%あいさつする

あいさつのことも、子どもに口酸っぱくなるほど伝えています。
生活のリズムができると、大体同じ時間に同じ人とすれ違ったりします。

近所の人に顔を覚えてもらうことは安全対策になるので、
積極的にあいさつをするように伝えています。

田舎だと知らない子だと最初、「どこの子や?」とよく聞かれます(笑)

(我が家はUターン定住者になるので)
「〇〇の孫です」って言えばいいからと伝えてあります。

「ああ〇〇さんところかー!帰ってきたんかー!」ってなるから、と伝えています
(このあたりは臨機応変で)。

安全対策は地域で色々

私は一時、横浜に住んでいたことがあるのですが、
とても印象に残っている出来事があります。

朝、前から歩いてきた通りすがりの知らない子に、
田舎育ちの感覚で「おはよう~」って声を掛けたんです。

その子はスッと1mほど間隔を空けて、無言ですれ違っていきました。

私はハッとしました。そうか人の往来が激しい地域では、
知らない人に声を掛けられることは“不審者”に見られるんだ。

「知らない人に話しかけられたらサッと距離を置いて去る」
そう教えるのも、親の愛情の安全対策。

同じ気持ちなのに、地域によって教え方が真逆になる。
自分の考えが「常識」でないことを思い知らされた出来事でした。

通学路が長いのは、悪い面ばかりじゃない

以上、実践している3つの安全対策を書きました。

通学路が長いのは子どもには大変なことですが、
私自身は嫌なことばかりじゃなかったように思います。

友達と話しながら歩くのは案外苦じゃなかったし、
色んな昆虫がいたり、木の実や花で遊んだり、楽しい思い出もたくさんあります。

子ども達の話をよく聴きながら、これからも見守りたいと思います。

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