このブログのプロフィールや、所属しているFPmama FriendsのHPの講師紹介で、
田舎者です。
田舎をこよなく愛しているFPです。
と名乗っているのですが(自ら癒し系と自己紹介しているのは多少盛っている感が(笑))、田舎育ちのFPだとわざわざ書いているのは理由があります。
プロフィールに田舎者と書いている理由
私は転勤族なので、現在は結婚7年目にして5か所目の居住地、子供の頃~一人暮らしの頃を含めると、かれこれ10か所の町に住んだことがあります。
で、色んな町に住んでみて感じるのは、人と人の距離感が違ったり、閉鎖的だよねって住人の話してる部分が、都会と田舎で違う部分の事を指していたり、やっぱりそれぞれの町に独特の雰囲気があるということ。
都会の人が田舎に移住してこんなはずじゃなかった、みたいなトラブルも取り沙汰されたりしていますが、住む、となるとやはりそれぞれの町の雰囲気がつかめるまで、引っ越しのたびに戸惑うこともたくさんありました。
FPは大都市に多い
ですがFPという視点から考えると、都会と田舎、両方の特徴を知れたことはありがたかったと感じます。
FPという存在が、ようやく認知されつつある現在ですが、やはり一線で活躍されている方は大都市にいらっしゃることが多いです。
FPが開催するセミナーや講座も、大都市が中心。
参加できるセミナーの数が田舎とは圧倒的に違います。
ただ、都会のFPさんは(もちろんみんながみんなそうだという意味ではありませんが)、都会の感覚をお持ち(の方が多い)なのだろうなと思うところがありました。
まあ都会か田舎かなんて、人それぞれ基準が違いますから本当は厳密には決められないことですが。
ですが、私はライフプランを考える時にも、田舎と都会では前提条件の感覚が違ったりすると感じるのです。
田舎と都会は前提条件の感覚が違う
例えばライフプラン相談を受けた時、
「お子さんは、小学校になったら私立に通わせる予定はありますか?」
と聞かれたら、田舎の方だと「えっ。」ってなりますよね。
そんな感じで、マイホーム購入に、分譲マンションを買う選択肢はない。とか、
大学進学に実家から通うという選択肢はない。とか、
車は一家に(軽トラ含め)3台5台あっても違和感なし。とか、
逆に大都市に住む人からすれば、「えっ。」ってなる違いがたくさんあると思います。
FP業が大都市中心で、田舎の方だと「ファイナル・・・なんだっけ??」ぐらいの認知度だからこそ。
(×ファイナル・・・ ○ファイナンシャルプランナーです)
都市圏で語られる講座は田舎に住む人が何も知らず鵜呑みにすると前提となる感覚が違ったりすることもあるのではないか、と思い、田舎にも田舎に合ったFP文化をもっと根付かせたい、という気持ちから、私は田舎者のFPです、と名乗っています!
あっ。現在は静岡市在住なので、私の感覚ではそこそこ都会暮らしです。
※2020年4月に東伊豆町にUターン定住しました!